メモリマップ、デバイスドライバ、FCB、DPBなどの情報を表示
本ソフトは(J-3100シリーズにおいて)メモリ・マップを表示するためのソフトで
す。MS-DOSマシンなら他機種でも一応走ると思いますが、J-3100でしか動作確認はし
ていません。
メモリ・マップを表示するソフトとしては、c.mos 氏のvmapやk-craft 氏のMSが有
名で、作者も利用させていただいておりますが、メモリ中のデバイス・ドライバ(特
にJ-3100のATOKLDで組込んだATOK)に関する情報がもっと表示できないか、というの
が動機で勉強も兼ねて作成したものです。
* 【特長】
(1) メモリ中に存在するデバイス・ドライバとその大きさ、それがフックしている割
り込みベクタを表示する。
また、DOS 5 のDSSCB(Data Segment Subsegment Control BLock)中のデバイス・
ドライバについては、DSSCB 上のファイル名をオーナ名として表示する。
(2) config.sysで指定する files= /fcb= /buffer= /lastdrive= に対応してメモリ
中に確保されるシステム領域とその大きさを表示し(DOS 5 ではstacks領域も表示
する)、その設定値(またはデフォルト値)及びメモリ中に設定された数を表示す
る(DOS 3 でも)。
(3) batch 中で使用すると、batch 管理領域とバッチファイル名を表示する。また、
DOS 5 ではcall文で呼び出された子バッチと親バッチを区別して表示する。
(4) デバイス・ドライバについては割り込みベクタのセグメントがデバイス・ドライ
バのセグメントと一致するもののみを表示し、空き領域を指している割り込みベク
タは表示しないことにより、ほぼ実際にフックされている割り込みベクタのみを表
示する。
(5) adddevに対応、AutoNameにも対応したつもり。
(6) オプションでMCB チェーンより下位のBIOS/DOS領域のマップもとれる。
(7) DOS 5 のUMB(Upper Memory Block),HMA(High Memory Area) に対応したつもり。
(8) device名→owner 名のカスタマイズが可能。
(9) DOS の内部変数のリストを表示できる。