KISSデータ生成ツール
いつもKISSでデータを作って頂き、ありがとうございます。
KISSも最近では多色化や巨大化などバリエーションが楽しめるようになりましたね。KISS/GSなる拡張フォーマットもすっかり定着した感があります。また、KISSのローダはホントに多くの環境で動作するようになっています。
現状ではKISSのデータはGSで作ってあっても、ロードできない環境はほとんど無いと思われます。KISSのセルはGSヘッダがついている方が無駄な空白ドットが含まれないので、GSヘッダつきで作成するのが望ましいのです。
このあたりは、各KISS関連ツールの作成者の方々にお願いすることになるのですが、皆さま方が良く対応されているようなので大変感謝しております。
実は、SVCELはGSには対応していませんでした。(GS規格化以前なので対応しようもないのですが・・・)まぁ、簡易ツールなのでそのうち各種ツールができてきて、それほど使用されることはないだろうと思って新バージョンの公開はしてきませんでした。
ところが、データ添付のドキュメント等を見ると最近でも結構使用されているようなのですね。いつまでも使ってもらって大変嬉しいのですが、このままではいつまでたっても旧フォーマットが出回ることになります。
そこで今回、SVCELもGSに対応したバージョンを公開することにしました。せっかく、新しいバージョンを発表するので、ついでにGS対応以外にもいくつか新しい機能を追加しました。
・多重分離セル
・800ライン対応
・パレットの組化機能
などです。
最近は800ラインデータへの要望を耳にするので、ちょっと対応してみました。VRAMを2面使います。これで、簡単に800ラインデータが作れます。でも、DOS版KISSではメモリがつらいので、可能なら750ラインくらいに抑えて作ってもらえると喜ばれますね。
また、パレット組を簡単に作成したいという方の為に、その機能をつけています。画像からパレットのみ使用して作成することができます。この方法では自在にエディトはできませんが、手軽に作れます。
詳しくはサンプルデータよりKISSデータを作成してご覧下さい。またまた、輪違聡司氏のご協力を得、貴澄ちゃんに登場願いました。マニュアルでは分かりにくいところも、実例を見ると良くわかると思います。
svcel @sdkismi
で、動作します。( Sam氏作 mag.exe が別に必要です。)