マウスプレゼンテーションCAI
MCAI(マウスプレゼンテーションCAI)は、教材作成支援システムです。文字や図形はもちろん、16色画像、音楽等のデータを含む任意サイズの複数の画面を、オーバーラップ可能なマルチウィンドウ表示で展開することができます。
複数の画面(フレーム)はそれぞれ、ハイパーテキストのようにして、他のフレーム内の文字や図形の一部と関連付けられます。
さらに、設問部分を設定することによって解答入力も可能ですので、ドリル形式の教材も作成できます。
国語や、社会、英語などの教材の作成はもちろん、数学記号や、自由曲線機能を持っているので、高校数学や物理、化学の教材も作成可能です。(私の教科は数学です。)
文字は、最大10倍×10倍(縦横独立に指定可能)までの拡大文字や反転文字点滅文字、上付き/下付きの1/4角文字が使用可能です。
図形では、3次スプライン曲線や斜め楕円、色塗りでは、ディザ法による中間色や12種類のハッチングパターンなども使えます。
文字編集機能はワープロ並みに、図形編集機能はCADソフト並みに強力です。行揃えでは、禁則処理や英文のワードラップ機能もあり、図形編集では、拡大/縮小などの他に、任意角度の回転も使えます。(理科実験で、斜めに傾いたフラスコの図などは簡単です!)独自形式の図形部品ファイルを扱うことができ、また、図形処理ソフトCANDY3や花子Ver.1からのデータ変換もできます。
音楽は、同時にアップロードした「メロディーメーカー」を使って作成したデータを、添付のユーティリティー(3.道具箱の中にある)を使って合成し、FM音源で最大6重和音の音楽として演奏できます。
画像は、8色/16色ベタ画像(アナログパレットは、PAL、RGB、ALGのうちのいずれか)の他に、部分画像としてはKid98の8色PCK形式、16色PK2形式(独自に定めたフォーマット)が利用できます。16色モードでは、アナログパレットを単独で読み込むことで、4096色中任意の16色を使うことができます。部分画像は、ベタ画像の中から、添付のユーティリティー(3.道具箱の中にある)を使って切り取ることができます。