RGB File Format Converter
ベタファイル(RGBファイル)を N88-BASIC, Kid-98, Quick BASIC の
フォーマットに変換する。
Microsoft社の BASIC 言語(Quick BASiC, Visual BASIC, BASIC Compiler 以下
単に Quick BASIC と記す。)は言語仕様が拡張されて、
・構造化された可読性の高いコードが記述できる。
・DOS のファンクションコールを標準のサブプロシージャとしてサポートして
いるので細かい処理までできる。
・行番号が無くローカル変数が使えるため基本的な処理を行うサブプログラムを
ライブラリ化できる。
などと優れた点が多数あります。
しかし、言語仕様の違いのために困る場合もいくつかあります。
その中の1つが、RGBファイル(ベタファイル)のフォーマットの違いです。
Quick BASIC では、BSAVE ステートメントで保存されたRGBファイルに、
メモリー上での Segmet adress, Offset adress, Byte Size が 7 Byte の
ヘッダとして書き込まれています。
これを BLOAD ステートメントで読み込む際に、Offset パラメータを省略
した場合には、RGBファイルのヘッダを参照して、BSAVE ステートメントで
保存したときの adress 位置に読み込まれます。
Quick BASIC ではこの様なフォーマットをRGBファイルに採用している為
N88-BASIC や Kid-98 で作ったRGBファイルを読み込む事ができません。
今回、この問題を解決するためにRGBファイルのフォーマットを変換する
コンバータを作成しました。