フルカラーファイル ローダ・コンバータ
FGHI(エフ・ジーハイ)は、フルカラーのファイルを読み込み、16色ベタファイルや、KIM/KRC/HGRファイル、あるいは、別のフルカラー画像ファイルに変換するものです。フルカラーのファイルとは、Q0ファイルの他、カノープス電子から出ているPHOTOPAQ−98やアイ・オー・データから出ているフレームメモリボードGV−98での保存ファイル形式(拡張子RGB)、およびBMPファイルです。また、フルカラーではありませんが、FM−TOWNSの32000色のTIFFファイルも取り扱うことができます。
フルカラーから16色への減色の際には、パレット生成のためのパラメータをいろいろと変えて、試行錯誤を繰り返しながら最適な画像を得るようにする必要がありますがFGHIではパレット操作を含め、このような試行錯誤がしやすいようになっています。
FGHIは、基本的に次のような操作をすることを前提として作ってあります。
GHIにあるような描画機能、編集機能はありません。
・フルカラー画像を読み込む
パレットを自動作成する、またはパレットを指定して読み込む
・パレットを操作する
パレットを編集したり、パレットを交換したり、固定パレットを指定したりする
・試行錯誤で画像を読み込むために、以前に読み込んだ画像との比較をする
比較画像はテンポラリファイルに作成し、全画面の他、半画面ずつ表示して
パレットを比較できる。
・KIM/KRC、HGRなどのファイルに保存する
・フルカラー画像ファイルの変換をする。