検診のPSA値と前立腺の大きさから前立腺癌の確率を求める看護数式
定期的検診で診療所または病院の検診からフィードバックされるPSA値と前立腺の大きさ(体積)の値は、前立腺疾患患者を含め家族の方が注目する検診の値です。前立腺疾患のPSA値が高いと、前立腺癌になるのを心配するからです。前立腺の大きさとPSAの値から「前立腺癌の確率」について発表されたのは、第8回日本腎泌尿器疾患予防医学研究会において木村明、吉田雅彦、斉藤功 (東京共済病院泌尿器科)田村政紀(PL東京健康管理センター)の先生達です。 東京共済病院泌尿器部長であります木村明先生の個人的医療活動のHPにおいても、学会引用のコメントとして、前立腺癌である可能性は何%かを知る学習ができます。
ロジステイク曲線からの発展的医療の予測(傾向腺あてはめ)応用についての見事な論文内容は患者の私にとって大に関心が向くものです。ロジステック曲線はある地域の人口増加の様相を説明するマルサスの人口論から生まれたものですが、製品のライフサイクルや流行現象を説明することもできます。20年ほど前に「予測のためのBASIC」という本(市村潤・酒井慶一著ナカニシヤ出版発行)を基にして、NEC8001パソコン学習に幾つかのプログロムを作成した記憶がボケ頭の老人に蘇えりました。今回の木村先生の「前立腺疾患に関する相談13」から前立腺患者の統計的処理の前立腺癌の確率計算は看護数式の格好の課題となりました。数学は苦手なのですが、パソコン黎明期にはBASIC数学は必然的に習得するものでした。そこで、自分の前立腺疾患の看護数式をVBScriptのオブジェクトにしてみました。
看護数式に最先端の研究的数式を生半可に解釈してプログラムするのに大きな錯誤を犯すものかも知れません。そんなことを懸念しながら追跡学習としてVBScriptを利用、今回の看護数式を試作してみました。先生が発表している「前立腺体積・PSAによる癌の確率」の早見表も、まことに有用なものです。今回の看護数式の例題として、この早見表の確率を追跡学習し、結果が全てぴったり合致いたしましたので、前立腺疾患の患者、お家族の方にも、PSAと前立腺の大きさをご担当のお医者さんからインフォームドコンセントされましたらこの看護数式から癌の確率を求められます。
ソフト名: | 前立腺癌の確率を求める |
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動作OS: | Windows XP/Me/98/95 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 原 系之助 |