ソフトウェアスポットライト - Windows スクリーンセーバ特集（4）

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スポットライト

マンデルからの脱出2

KSCRN32

こだわりの1本を探そう！
自分らしさを映し出す究極のスクリーンセーバ選び

複雑な多次元世界を体験できる
マンデルからの脱出2


	■息を飲む美しさ。マンデル図形の複雑な多次元世界をぜひ体験してみてほしい

フラクタル図形のひとつであるマンデル図形が無限ズームアウトしていくという幻想的なスクリーンセーバ。マンデル図形とは、フラクタル概念を提唱したマンデルブロさんが発見した図形。図形の中にあるデコボコの黒い穴はマンデルブロ集合という。このマンデルブロ集合を描く際に生じる計算の繰り返し回数によって、周囲を取り巻く渦の色合いが変わってくる。こうした図形は、どこまで拡大してももとの形と同じような図形ができるという一定の法則を持っている。

「マンデルからの脱出2」では、その法則を使って、最大1京倍からズームアウトを繰り返すことにより、不思議なアニメーションを生み出している。とにかく美しい。見ているとこの世界から「脱出」するような「吸い込まれていく」ような、そんな幻想的な気分にさせられる。

スクリーンセーバを実行させるときに最初に表示されるマンデル図形はそれぞれが名前を持ち、出発地データとしてあらかじめ登録されている（計10個）。実行には、好みの出発値データ（マンデル図形）をリストから選択する。順次実行したり、ランダムに実行したりという設定が行える。出発地データは、座標や倍率、繰り返し計算、アニメ速度や形式などをビューで確認しながら好みのデータをデザインできる。さらに、パレットでグラデーション編集も可能だ。

マンデル図形のすごいところは、簡単な数式から無限に複雑な図柄ができるということ。しかも「マンデルからの脱出2」を使えば、マウスで設定パネルを操作だけと本当に簡単。ぜひ一度、こだわりのマンデル図形をデザインしてほしい。さらに、もっとこだわるなら、セーバのバック画面をカスタマイズするという方法もある。

《スクリーンショット》　実行出発データを変えることで、いろいろなマンデル図形の変化が楽しめる
《スクリーンショット》　出発地デザインを使えば、好みのデータがデザインできる
《スクリーンショット》　基準色を変更することで、海と陸に見せかけるような急激な境目を演出することも可能だ
《スクリーンショット》　エスカルゴと名のついたマンデル図形

■マンデルからの脱出2 0.93
【作　者】長崎義男　さん
【対応OS】 Windows 98/95/NT
【種　別】シェアウェア（500円）
【作者のホームページ】 http://www02.so-net.ne.jp/~candynag/
【シェアレジ作品番号】 SR009796
【補　足】試用期間は2週間をめどに。試用期間中は、画面に「未登録」の文字が表示される

※このソフトはダウンロードのページからダウンロードできます。

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