Internet Explorer、Firefox、Opera、Safari、Chrome……Webページを閲覧するためのブラウザは、一時の“IE一辺倒”だった時代から変わり、多くのソフトがシェアを争う状況になってきた。それぞれに一長一短があるため、複数のブラウザをインストールして使っている方も多いのではないだろうか。
これらのブラウザには、当然HTMLを解析して表示するための仕組み(レンダリングエンジン)が搭載されている。エンジンは有名なところで、IEなどに搭載されている「Trident」、Firefoxなどに搭載されている「Gecko」、Operaに搭載されている「Presto」、SafariやGoogle Chromeなどに搭載されている「WebKit」が挙げられる。エンジンによってページの描画速度や見た目が変わることもある。ひと口にブラウザといっても、その選択は難しい。
とはいえ、IEやFirefoxなどのブラウザは、ベクターユーザであればご存じだと思うので、今回の特集では上記以外の“国産高機能ブラウザ”にスポットを当ててみた。レンダリングエンジンを取り替えたり、スキンで見た目を変更したり、ニュースを音声で読み上げたり……と、さまざまな機能を持つブラウザをご紹介したい。
(田中 剛健)
※ソフトを使用する際は、あらかじめソフトのドキュメントをよく読んでからお使いください。
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“手になじむ”ような細かいカスタマイズが行えるブラウザ |
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Sleipnir IE 7互換表示切り替え機能を独自技術で搭載 |
ブラウジングに必要な機能を的確に絞り込んだ初心者向けブラウザ |
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Grani mixiの管理機能やページ内文字列のWeb検索機能なども備える |
Yahoo!やGoogleなどのニュース記事を自動で“読み上げる”ソフト |
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ラジオ・ブラウザ 音声の読み上げエンジンはAquasTalkとText-to-Speechに対応 |
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