「お天気アニメーター」は、気象庁のサイトから天気図などの画像を取得し、時系列にしたがってアニメーション表示するソフト。一度データを取得するとキャッシュされ、あとから何度でも閲覧できる。
表示できるのは、天気図、アメダスの降水量と気温、衛星が撮影した画像など、計10種類。メイン画面下部のコントロールパネルで、アニメーションの表示方法を変更できる。再生・停止、コマ送り、再生速度や開始時刻の指定などを行うことができ、このうち再生速度は「コマ送り」から「リアル再生」まで、5段階に切り替えられる。開始画像や最終画像にすばやくアクセスするためのボタンもある。
一度に取得できる画像は、最も少ないケースで24時間分だが、毎日情報を取得しておけば、連続して複数日の画像をまとめてスライドショウさせることも可能だ。画像データは、自動で3時間ごとに更新される(初期設定時)。更新間隔は3、6、12、24時間で切り替えられる。さらに、ソフトの起動時や終了時、再生ボタンの押下時に更新させるオプションもある。タスクトレイに入れておくなどしてソフトを起動してさえいれば、画像が自動的に取得されるようになる。画像の保存期間を任意に指定しておくことも可能で、無駄にハードディスクの容量を圧迫することもない。
アニメーションの表示時に、画像をメモリから読み込ませることも可能。メモリに置く画像の日数は3日分、1週間分、2週間分、1ヵ月分から指定でき、日数が多くなるほどメモリを多く消費するが、軽快にかつコマ落ちさせずに表示させられる。ただし1ヵ月分を超える画像データは、必ずハードディスクから読み込まれる。