Windows標準のエクスプローラはなかなかよくできたファイラで、これだけを使っている限りではあまり不満を感じることもないだろう(もっともエクスプローラの場合は、単なるファイラというよりWindowsの操作全体を司るといってもいいので、Windows上では嫌でも使うことになるわけだが)。
しかし、ファイル管理やファイル操作を行う上で、エクスプローラがベストの選択であるかといえば、必ずしもそうとはいえない。エクスプローラを機能拡張したタイプのものや、まったく別のインタフェースを採用したものなど、さまざまな特徴を持つファイル管理ソフトが数多く公開されている。
今回は、タイプの異なるファイラ4本を紹介したいと思う。「ファイル管理」という基本的だが重要な作業を効率的に行うために、自分に合ったファイラを見つけていただければ幸いだ。もちろん、ファイル操作の目的や扱うファイルの種類によって、いくつかのソフトを併用してもよいだろう。
(土屋 佳彦)
※ここで紹介するソフトはすべてWindows XP/Me/2000/98で動作します(編集部調べ)。ソフトを使用する際は、あらかじめソフトのドキュメントをよく読んでからお使いください。
|
|
高機能と使いやすさを両立させたエクスプローラライクなファイラ |
|
まめFile4 エクスプローラタイプのファイル管理ソフト。しかし、見た目や操作感がエクスプローラに似ているとはいえ、機能の豊富さにおいてはエクスプローラを凌駕する |
ダイアログ型のユニークな画面を持つシンプル操作のファイラ |
|
Dialog Filer 「ファイルを開く」ダイアログによく似た画面に「コピー」「削除」などのボタンが配置され、これらの処理をボタンのワンクリックで実行できるのが特徴 |
ウィンドウの分割表示もできる、タブ切り替え型高機能ファイラ |
|
X-Finder 複数のフォルダを同時に開き、アクティブなフォルダをタブで切り替えることができる。タブへのドラッグ&ドロップでも移動やコピーを行うことが可能 |
“超”強力な検索機能を備えたおシャレなファイラ |
|
FileManager1 カラフルな外見やマスコットの犬が印象的。ただし、受けるイメージとはかけ離れた実力を持っている |
|