「HiyoCalc」の特徴は、電卓として使用しないときには、カレンダー＆時計としてデスクトップに表示しておけること。画面右上にいる歩くひよこをクリックするとフォームが拡大し、電卓や表計算、メモ帳といった機能を使えるようになる。拡大フォームでの機能の切り替えも、タブによって簡単に行うことができる。

「電卓」機能画面では、カレンダー＆時計表示されていた部分が計算結果のディスプレイに切り替わるが、数字キーはかわいらしくて少し怪しいひよこのイラストになっている。ゾウのイラストは何だろうと思うと、これは「√」だった。言われてみるとそう見えてくるから不思議だ。とはいえ、キーのイラスト以外はごくノーマルな電卓ソフトで、計算をするにはマウスで数字や演算記号を入力すればよい。

「表計算」ではごくシンプルな「数量×単価＝金額」という計算と「小計」「税5％」「合計」を計算することができるもの。入力できるレコードは10個まで。また「メモ」ではテキストファイルを開いたり、ファイルを保存したりできる。いずれも表計算ソフトやワープロ/テキストエディタなどをわざわざ起動するまでもない「ちょっとした計算」やメモに使える機能だ。

電卓機能使用時にはディスプレイ部は計算結果表示固定になるが、それ以外では計算結果とカレンダー＆時計の表示を切り替えられる。計算結果の数字を表計算のセルに入力したり、メモに含めたりできるので、便利だ。