入力のしやすさと分かりやすさに主眼をおいた家計簿。複数の口座を管理でき、無駄遣いチェック機能や食品のGI値表示機能、ダイエット支援機能も備えている。メインウィンドウは、家計簿入力や予定表が表示される「TOP」画面、費目別の収支が表示される「家計簿」画面など、各機能をタブで切り替える構成になっている。
工夫されているのは家計簿入力で、店名や費目、内訳はコンボボックスから入力できる。しかも以前に購入したものを選択した場合は、金額にも以前の金額が表示されるので、入力の手間が省ける。レシートをまとめた「レシート入力」では、書店であれば常に「書籍・雑誌」というように、店ごとに内訳を固定しての入力が可能だ。「これは無駄遣いだったかなあ」と思える支出には「無駄遣いチェック」を入れることができ、その品目だけを抽出して合計金額を見るという、無駄遣い抑止のための機能もある。
家計の収支はグラフ化して、視覚的に掴むことができる。総収入と総支出の比較や費目ごとの内訳をグラフとして表示でき、種類も「棒グラフ」「折れ線グラフ」「面グラフ」など、9種類の中から選択が可能だ。
ダイエット系の機能として、買った食品のGI値(低インシュリンダイエット)を表示できる。GI値の高いものは赤く表示して注意を喚起する機能や、体重や体脂肪率を記録して変化をグラフ化する機能も備えている。
長期スパンで収入、支出、貯蓄の推移を見る「シミュレーション」や、Web経由で他世帯の平均収支との比較ができる「Web比較」機能、カレンダー機能、懸賞応募を支援できる簡易ブラウザといった、実用的なものからユニークな機能まで充実している。