マウスは、なんといってもWindowsの操作に欠かすことのできない存在だ。文字の入力はいうにおよばず、特定アプリケーションのショートカットキー起動などを駆使しているときはキーボードの方が便利だが、それ以外の多くの場面ではマウスを使った方がずっと手軽で簡単だ。なにより、どんなにキーボードが好きだという人でも、Webサイトを見て回るときにキーボードしか使えなかったら嫌になってしまうだろう。
そう、マウスは確かに便利だ。しかし、マウスにはひとつ大きな欠点がある──何か操作をしようとするたびに、毎回マウスポインタを目的の場所まで正確に移動させなくてはならないということだ。これは非常に面倒くさい。さらに、広い画面で性能のいいマウスを使っているときはまだしも、ノートパソコンでポインティングデバイスを使っているときなどにはストレスを感じる人も多いはずだ。もっと簡単にマウスポインタを動かす方法はないのだろうか?
そこで今回のスポットライトでは、こうしたマウスに対する不満を解消してくれる5本のマウスユーティリティをご紹介したい。それぞれ趣の異なるソフトだが、いずれもマウスの操作性を確実にアップしてくれるスグれもので、マウス操作に不満を感じている人には、ぜひ一度試してもらいたいものばかりだ。
(秋山 俊)
※ここで紹介するソフトはすべてWindows 98/95で動作します。ソフトを使用する際は、あらかじめソフトのドキュメントをよく読んでからお使いください。
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■マウスオペレーションを向上させる軽快でコンパクトなユーティリティ
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BearMouse
ポインタ移動とマウスクリックの機能を中心に、マウス操作を便利にしてくれる機能をコンパクトにパッケージ
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■PDAなどでおなじみのシンボル機能をマウスのドラッグで使えるようにするユニークなソフト
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Sensiva(Symbol Commander)
Windows上で共通で使えるシンボルはもちろん、アプリケーション別のシンボル/アクションも豊富に用意されている
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■マウスのクリック動作を拡張し、さまざまな機能割り当てを行えるソフト
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zeeClick
左クリック、右クリック、左のダブルクリック以外のクリック動作にウィンドウ操作やファイル呼び出しなどの機能を割り当てられる
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■タッチパッドなどでも正確な操作が行えるマウスポインタ減速ソフト
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AT Mouse95
ノートパソコンなど、マウスポインタの位置決めに苦労するような状況で役に立つ、ポインタの「減速」ユーティリティ
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■強力なスクリプト言語により、キーボードとマウスのオペレーションを自動化できるソフト
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UWSC
いわゆるレコーダソフトだが、マウスの自動移動機能を備えており、ある意味では究極のマウスユーティリティといえるかもしれない
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