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おもしろいヒネりが散りばめられた“アクション格闘ゲーム”
ねこまた探偵社 Version 1.00
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正直いって筆者はアクションモノはあまり得意ではないのだが、それでも何とかステージ2のボスキャラを倒すところまではいけた。
DirectXを使っている都合上、マシンパワーによってかなり難易度は変化する。当然速いマシンの方が快適だが、MMX Pentium 166MHz+Millennium IIでも十分楽しめた。 スーパーファミコン版のスーパーマリオやゼルダの伝説がクリアできる程度の腕前があれば、ステージ2までは簡単にいけるだろう。 単に敵をガンガン倒していけばいいシューティングゲームとは違い、単純に攻撃してもなかなか勝てない敵や、頭を使わないとクリアできないところ、一見行けなさそうでも実は行けてしまう通路、方向指示を無視して別の方向へいくとアイテムがあるなど、いろいろな小技が入っており、この種のゲームに慣れている人ならかなり楽しめるはずだ。例えばステージ2のボスキャラは雪だるまが出てくるのだが、これを倒すには若干のヒネリが必要になる。かなり考えて作ってあって結構おもしろい。 ただ、ひとつ気になったのは、ゲームをスリープして復帰するときの動作。ゲーム中に他のウィンドウに移動すると自動的にスリープモードになって停止するのだが、復帰する際に「ねこまた探偵社」のウィンドウをクリックしてしまうと、最初の時点から始まってしまう。復帰するにはタイトルバーをクリックすればいいのだが、いつものクセでウィンドウをクリックしてしまい、何度もステージ1をやり直してしまった。この点の改良とマシンに合わせたスピード調節がつけば、さらによくなるのではないだろうか。 Windows 95のユーザは、動作にはDirectXが必要。 なお、次バージョン、1.10ではボスキャラのアルゴリズム変更などが行われる。
(藤田 洋史)
作者のホームページはこちら。 |
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ソフト作者からひとこと
「ねこまた探偵社」の開発で一番苦労したのはグラフィックです。今でこそぺぺーと描けますが、当初はポーズ一個一個にめちゃくちゃ時間がかかりました。走ってるところや連続技を出してるところが難しかったですね。 それに比べればプログラムは楽な方(?)でした。最強ライブラリWinGLを使わせてもらったので、ハードよりの部分やスピードを一切気にせずに作れましたから。唯一手がかかったのは敵キャラの動きぐらい。数が多いですから。 今後のバージョンアップ予定ですが……。 現在の最新版は12月末にリリースしたVer1.10です。こちらは、私のホームページから入手できます。敵キャラのアルゴリズムの変更や新技の追加など、結構変わっています(現時点でVectorさんのところにあるのはVer.1.00ですが、こちらも近いうちに更新します)。 1月末ぐらいには最終版のVer.1.20をリリースする予定です。 ご意見、ご感想、動作不良などは、ねこねこBBSの掲示板かメールでどうぞ。こちらもよろしく♪ (TATE/Interfair)
※ この記事は、'99年1月7日に公開されました。
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