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アイドル時に稼動させられる、常駐型ミラーリングバックアップソフト
Copio for Windows 9x/NT Version 2.01 (Build 88) |
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メモリもリソースもあまり消費せず、タスクトレイにのみ存在する、わりとお行儀のいいソフトだ。
たいていのミラーリングツールは、指定時間が経過すると何がなんでもコピーしようとするが、このとき、システムの負荷などをいっさい考えない。Copioは通常、優先度をアイドル時に設定しておけば、使っていないときにだけバックアップできるのがいい。 また、普段は標準方式でコピーし、10回中1回だけ完全方式でコピーするという設定ができる点もいい。人によってはすべて履歴機能が使える完全方式を使うかもしれないが、それは設定次第でどうにでもなる。 データファイルが失われては困るし、常に最新のものを保存しておきたいが、かといって使っているシステムが重くなるのもイヤ、という人にはCopioは向いているだろう。 あとはミラーリングのログ機能がほしいところ。何時何分にどのファイルをどこに保存した、このときのファイル状態はこうだった、というようなログを表示または自動保存しておいてくれると、メンテナンス時に参照できて使い勝手がよいと思われる。
(藤田 洋史)
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ソフト作者からひとこと
このソフトウェアは、私自身の失敗(メールデータやワープロドキュメントの紛失などなど……)を繰り返さないために作りました。バックアップをしていないときに限って、システムは狂うものです。だからといって、定期的に手動でバックアップするのもまた面倒な話です。ついつい気が向いたときにしかバックアップ作業をしなくなってしまいます。 そこで、このソフトの制作に踏みきったわけですが、ただのフォルダ同期ソフトなら巷にあふれています。しかしながら私の知る限り、常駐してバックアップする同タイプのソフトはその当時ありませんでした。最初のバージョンが完成したのは今年の春でした。しかしこのバージョンは、あまりに稚拙だったので、作者のページだけで公開していました。このたび、ようやく広く公開できそうなレベルになったので、Vectorにも登録させていただくことにしました。 新バージョンで目指したのは「できるだけ高い保守性」と「できるだけ存在を意識させない軽さ」です。それらの実現の結果、このソフトの能力はかなり高くなったと思います。 しかしながら、まだ至らない点がいくつかあります。ファイル名文字の長さ制限がその代表的問題です。これらについては、来春に新バージョンとして改良する予定です。ご期待ください。 (竹内 亨)
※ この記事は、'98年12月3日に公開されました。
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