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本格的なWebアニメーション、スクリーンセーバが作成できる
Media Links NetAnimator Version 1.0J
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プロジェクトを作成するウィザードはわかりやすくてよい。細かい作業はNetAnimator本体の方でやるのだが、実際にはあまり手出しすることもない。最初はとりあえず、オンラインヘルプにあるステップを見ながらサンプルで慣れた方がいいだろう。
アプレットを実行するためにはインストール時に作成されるランタイムフォルダが必要となるほか、実行形式ファイルをランタイムフォルダにコピーするなどの作業がある。これが少し面倒なのだが、ランタイムは共通して使うものなので、一度ホームページに転送してしまえば、あとはHTMLとNAEファイルを送りつけるだけですむ。 ただし、ホームページを複数のディレクトリに分けている場合は、実行形式を書き出すときにランタイムフォルダのパス名の指定を忘れると動かないアプレットになってしまう。要注意。 作者のホームページからは、PDF形式のマニュアルをダウンロードすることもできる。印刷するときれいなのだが、画面ではすこし読みにくい。作り方の手順を含むオンラインヘルプも付属しているので、PDFドキュメントを読まなくてもとりあえずはなんとかなるだろう。 残念なのは、ウィザードで指定できるアニメーションタイプが4種類しかないこと。球面や回転立方体、回転三角柱などのバリエーションが増えてくると、もっと使いでのあるソフトになるはずだ。細かく作ればサンプルプロジェクトのようなスゴいものができるのはわかる。あとは「いかにラクして作れるか」が課題。また、ベース画像はBMPだけでなくGIFやJPEGも使えるようにしてほしいところだ。
(藤田 洋史)
作者のホームページはこちら。 |
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ソフト作者からひとこと
メディアリンクスでは、これまでにもスクリーンセーバ作成ソフトを中心として、パッケージソフトの販売を手掛けてきました。安くても、本格的に使えるソフトを心がけています。 ネットアニメーターは、はじめに海外向けのソフトとして制作を進め、今回日本語版を発表させていただきました。難しいソフトではないので、気軽に試用してみてください。Webアニメーションのみ、スクリーンセーバ作成用のみでご利用いただいても、十分利用価値を感じていただけると考えています。すでにこのエンジンにより、市販スクリーンセーバタイトルを作成していただいているメーカーさんもあります。 同一のファイルから、各種用途対応の互換性を持たせるのに技術的なハードルがあり、細部には改良の余地もあると考えていますが、今後も、各種機能追加と合わせ、引き続き開発を進行させていきます。ぜひ、たくさんの方に使っていただいて、いろいろなご意見をいただければ幸いです。 (メディアリンクス)
※ この記事は、'98年11月12日に公開されました。
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