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単語リストをクリックして入力する、文字入力ソフト
WorPo Version 1.10 for Windows95/WindowsNT
for Windows ユーティリティ NEW シェアウェア 2,500円

WorPo 思ったよりストレスなく、入力することが可能だ キーボードを使わずにマウス操作だけで文字を入力するためのソフト。といっても、いわゆるソフトウェアキーボードではない。索引付きの単語リストや表から項目を選択して単語単位で文字を入力していく。

日本語(12,500語)、英語(3,000語)、名前(6,000語)それぞれの辞書が付属。さらに、辞書にない単語を合成して辞書に追加することもできる。辞書ファイルは通常のテキストファイルなので、テキストエディタなどで編集して単語の追加・削除を行うこともできる。

マウスカーソルが左パネル上にあると、中央パネルに単語リストが表示される 右パネルをクリックして、全角記号表を中央パネルに表示させたところ 中央パネルの単語を選んでドラッグするとその単語の変換候補が表示される 表を利用した入力では、文字の一覧表を見ながら、てにをはや各種の記号、コントロールコードなどを入力することができる。アルファベットやひらがなを選択して、一文字ずつ入力することももちろん可能。

さらに、よく使う文字やコントロールコードをウィンドウ下部にボタンとして登録して、ワンクリックで入力できるようにすることもできる。

reviewer's EYE 各部の機能とその操作方法が非常によく考えられており、とても使いやすいソフト、というのが第一印象。

とにかく機能が豊富で、マウス操作だけで文字やコントロールコードを効率よく入力するための機構が、決して広くはないウィンドウの中に実に上手に詰め込まれている。操作も可能な限り省力化されており、マウスの位置や直前の操作などに対応して中央パネルの表示が常に適切なものになるよう工夫されている。そのため、マウス操作だけでそこそこの長さの文章をストレスなく入力することができる。

カスタマイズできる項目が多い点もうれしい。単語リストや表、出力ボタンなどに表示される文字や出力される文字などの設定はすべて、通常のテキストファイルで管理されており、これを自由に編集することができる。また、使用する辞書や表の種類と数も自由に変更することができるので、工夫次第では、単に文字を入力するためだけでなく、簡易の辞書としてやデータを管理するためのツールとしても利用できそうだ。
(秋山 俊)

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ソフト作者からひとこと
ちょっとした文字入力をするのに、わざわざマウスから手を離してキーボードをたたくのは面倒だ。これがWorPo開発の出発点です。

電子メールの返事を書く程度のことはキーボードを使わずにすむようにすることを目標に開発しました。ソフトウェアキーボードとは一味違うソフトになったと思います。

次のバージョンアップ予定は9月ごろです。表などの編集ができるようにします。
(大塚 俊範)


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「WorPo」の最新版および関連ソフトです(ソフトのバージョンは、記事中で紹介したものと異なる場合があります)。なお、ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[httpD]ボタン)をクリックしてください。下線付きのソフト名をクリックすると、ソフトに関する詳細な解説が参照できます。

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