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デスクトップで便利な機能を満載したユーティリティ
DeskTools Version 1.17d
for Windows ユーティリティ VERSION UP フリーソフト

DeskTools デフォルトのメイン画面 デスクトップにあると便利――DeskToolsは、そうした機能を満載したソフト。その豊富な機能は、すべてをここでは説明しきれないほどなので、どのような機能があるかだけを簡単にまとめる。

ごみ箱を空にするパターンは3パターンの中から選択できる まずはゴミ箱。3種類のゴミ箱(削除してから一定期間でクリアされるもの、指定された曜日に一括してクリアされるもの、指定容量をオーバーしたときにクリアされるもの)と、それらの圧縮版がある。さらに時間を管理する機能。つまり時刻や日付、曜日、カレンダーの表示にはじまり、タイマ、アラーム、時報、スケジュールリストの管理。

繰り返し設定やアラーム設定もできるスケジューラ また、最大320個登録できるプログラムランチャに加え、指定時刻にプログラムを起動させるランチャも用意されている。ほかにも空きメモリ、ディスク残容量、バッテリ情報の表示に、複数のWindows終了機能、スクリーンセーバの起動に壁紙のクリア、フォルダの監視などなど。またアドインを使うことにより、フォルダやファイルの同期までできる(アドインは、作者のホームページよりダウンロードできる)。

reviewer's EYE 多くの項目が並ぶメイン設定画面 それぞれの機能を単独で考えれば、もっと便利なソフトはあるだろう。だが、それらを統合し、これ一本ですべてをやってしまえる点にDeskToolsのメリットがある。多数の機能をコンパクトにまとめているため、一つひとつの機能の充実さ、操作性を考えると、必ずしも魅力的とはいえない面もあるが、「デスクトップを広く使いたい」「たくさんのソフトを常駐させたくない」と思うのならば、このソフトはまさにもってこいだろう。

ランチャ使用時。カレンダーを表示し、時計表示もアナログに設定 使ってみて一つ気になった点を挙げると、初回起動時はデフォルトでウィンドウがディスプレイ左上に表示されるのだが、これを任意の位置に移動されるためには2回の操作を行わなければならない。もともと小さなウィンドウなので、決められた位置に表示されてもさほど気にはならないが、せめて1回の操作で自由に移動できるような配慮がほしいと思った。

ウィンドウサイズの変更、移動も行える ともあれ、よくもこれだけの機能を盛り込んだと驚いてしまうほど多機能。そのすべてを必要とする人、すべてを使いこなすという人はそう多くはないだろうが、どんな人でも、自分で使ってみたいという機能がきっとDeskToolsに含まれているはずだ。このソフトを中心に、さまざまなソフトを組み合わせて使うことで、あなたのデスクトップもより充実したものになるだろう。
(芹澤 亮)

ホームページ 作者のホームページはこちら

ソフト作者からひとこと
開発動機は、指定期間経過後に自動削除してくれるゴミ箱がほしかったからです。

開発で苦労した点は、自分のところにない環境(NTとか)での動作を安定させるところです。

DeskToolsのお勧めの使用方法は、各種の機能にホットキーが割り当てられるので、マウスを使わずにいろいろできます。

今後の予定は、プログラム自体が機能の追加によって繁雑になってきているので、シェイプアップときちんとしたヘルプの作成です。もちろん、本体の機能強化もしていきます。それとアドインを充実させていきたいと思っています。
(元木 修)


Download
「DeskTools」の最新版および関連ソフトです(ソフトのバージョンは、記事中で紹介したものと異なる場合があります)。なお、ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[httpD]ボタン)をクリックしてください。下線付きのソフト名をクリックすると、ソフトに関する詳細な解説が参照できます。

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