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組み合わせキーのカスタマイズもできるキーボードユーティリティ
猫まねき for Windows 95 Version 1.0B4
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「猫まねき」は、キー数の少ないノートパソコン環境で特に威力を発揮するだろうが、英語キーボードやWindowsキーのないタイプのキーボードユーザにとってもかなり意味のあるソフトだ。
ただし、カスタマイズソフトということもあり、直観的にスイスイと設定できない部分もないことはない。利用前にはよくヘルプを読むこと。筆者のようにロクにヘルプを見ないで設定すると、予想しなかった動作を引き起こすことがある。例えば、IMEの切り替えをワンキーに設定しようとする場合は、通常の設定ではなく「単独キー」の設定の「よくある設定」を選択して行う必要がある。Caps←→Ctrlの入れ替えも同様だ。 筆者の場合、キーの組み合わせで、Alt+半角/全角キーを右Altキーとして設定したかったのだが、最初はうまくいかなかった。もともと「よくある設定」の「指定キーでIMEをオンオフ」が「使用しない」になっていたためだった。これを無視して実行すると、Alt+半角/全角キーでは、IMEの切り替え(例えばMS-IME95とMS-IME98の切り替え)が発生した。 オプションのデバッガを使ってキーコードを見る機能があるので、うまくいかないときはこれを使ってみるといいだろう。ただし、それ以前に、まずヘルプファイルをよく読むことだ。
(藤田 洋史)
作者のホームページはこちら。 |
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ソフト作者からひとこと
キーボードは個人の好き嫌いが出やすいデバイスですが、PCの使い勝手を左右するだけに好みに合ったものを選びたいものです。 ところが、ノートPCではほとんどキーボードに選択の余地がなく、キーボードがノートPCを選ぶ要素の一つだったりします。また、別売のキーボードと簡単に交換できるデスクトップPCでも、日本語キーボードの使いにくさに不満をもたれている方は多いのではないでしょうか。この不満を解消するための「キーボードカスタマイズユーティリティ」はいくつもありますが、もっと強力で自由度が高く、誰にでも使える分かりやすいものを目指して作ったのが「猫まねき」です。 今お使いのキーボードに不満をお持ちの方はもちろん、「キーボードカスタマイズユーティリティなら持ってるよ」って方にもぜひお試しいただきたいソフトです。キーボードに制限の多いノートPCをお使いの方には特にお勧めしています。まだ公開まもないβ版ですが、この分野をとことん追求していく予定です。皆様からのフィードバックをお待ちしております。
(黒とら@猫の手ソフト)
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