週刊ソフトニュース ■今週の注目ソフト!! 窓の手 メモメモ+ 天使の誘惑 akira32Gold Cherry MORE NEWCOMERS VERSION UP BACK NUMBER |
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akira32Gold Version 3.81 Windows 95で使用できる電子メールクライアントの“定番”のひとつ。telnet経由でNIFTY SERVE宛のメールが読める、マルチアカウント対応など、多彩な機能を持つメーラだが、最大の特徴は、同じ作者によるテキストエディタ「akira32II」の内蔵による、メール編集の操作性の高さだ。
●メールの作成・閲覧における高い操作性 「akira32Gold」は、もはや説明の必要もないと思われるくらい有名な“定番”メールソフトだ。テキストエディタ「akira32II」とコンパチブルなテキスト編集機能の搭載で、とにかくメールの作成や閲覧にかけては抜群の操作性を誇る。 さすがに歴史の長いソフトだけあって、メールソフトの基本機能としては十分過ぎるほどに強力だ。マルチスレッドによるバッググラウンドのメール送受信、マルチアカウント機能はもとより、なんとtelnetを用いたNIFTY SERVEのメール読み出し機能も備える。PGPによる暗号化メール機能も備えている点は、セキュリティを重視する人にはありがたい。 画面構成はフォルダ一覧が左、メール一覧が上、その下にメールの内容という、ごく一般的な三分割構成に見える(分割方法の変更も可能)。だが実は、akira32GoldはMDI構成になっており、メールの作成サブウィンドウなどとメインウィンドウを分け合って使用するようになっている。 ●高機能とカスタマイズ性がウリ ダイアルアップ先の指定がアカウントごとやサーバごとに個別に指定可能である点などは、特に複数プロバイダと契約している人にとってはありがたい機能だろう。最近ではSPAMメール対策などで、プロバイダに直接ダイアルアップしないとメールサーバにアクセスできない例も増えてきたからだ。akira32Goldの場合、このような機能追加はかなりこまめに行われているが、こうしたこまめなバージョンアップにより、機能強化はもちろん、安定性が向上していることも魅力のひとつといえる。 最近、メールソフトは選択に困るくらい増えてきているが、akira32Goldくらい高機能なソフトであれば、ヘビーユーザでも十分満足できるだろう。
(天野 司)
作者のホームページはこちら。 ソフト作者からひとこと このソフトウェアはテキストエディタ 「akira32II」 がベースになっています。これにメール機能を追加して「akira32Gold」としたのは、公私ともに、メールをやり取りすることが多くなり、自分の使い慣れたエディタでメールを読み書きしたかったからです。開発過程ではやはりエディタとメール機能をどう整合性を持たせて融合するかというところで苦労しました。 お勧めする点はやはり、メールの読み書きに関して抜群の操作性と動作速度を提供できる点です。
(綾の明)
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