週刊ソフトニュース ■今週の注目ソフト!! ADVenturer 天魔降臨 Gifector Clue-J Message Manager MORE NEWCOMERS VERSION UP BACK NUMBER |
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ADVenturer Version 1.02 なめらかでキレイな3Dマップとキャラたちが繰り広げる「ちょっとした」冒険。ゲーム世界の時間が大きな意味を持つ「ライフシミュレータ」システムで作られたこのソフト。なかなか謎も難しく、ついついハマってしまうぞ!
●リアリティのある冒険を! 世界の危機を救うとか、お姫様を救い出すなんていう大上段にかまえた物語もいい。だけど、もっと手近な、身近なレベルでの冒険があってもいいのではないだろうか? そんな考えから作られたかどうかは謎だが、「ADVenturer」のコンセプトである「ライフシミュレータ」は、ミクロな視点で物語を作り上げているのだ。どういうことかというと、まずゲーム世界に「時間」がある。そして木こりや農夫などの登場人物、さらにはモンスターまでもがその「時間」に合わせて活動する。これは人間ならば朝起きて昼間に仕事し、夜寝る。モンスターの場合は夜になると巣から出てきて徘徊するといった具合なのだ(もちろん昼間に活動するモンスターもいる)。 そんな、いってみれば「生活感」を感じさせるシステムゆえ、舞台も設定も身近。STage01での目的は、森の村を舞台に剣と盾を手に入れ、森に住む巨人を倒すこと。壮大な背景もなく、ごくごく普通の村人たちと会話をしてストーリーを進めることになるのだ(最終的には全6〜8ステージが予定されているとのこと)。だが、だからこそ、親しみの持てる、感情移入のしやすいゲームになっているといえよう。 ●3Dボードがなくても大丈夫! 3Dで描きこまれているこのゲーム、当然3Dボードがあった方がキレイ。しかし遅いマシンや3Dボードのないマシンでもプレイは可能。最低動作環境としてPentium搭載であることとDirectX 5以降が必要。もちろん3Dボード搭載の速いマシンであればあるほど、なめらかでキレイな動きを見せるのはいうまでもないが、ほとんどのマシンでプレイできるのうれしい。 このソフトは800円のシェアウェア。正規ユーザになるとセーブ機能の追加とステージ攻略法を掲載したホームページのURLを教えてもらえる。どうしても先に進めなくなったときは、それを参考にしよう。なおシェアウェア料金の支払いはシェアレジでもOKだ。
(芹澤 亮)
作者のホームページはこちら。 ソフト作者からひとこと 私の理想とする本物の仮想世界を目指して制作したものが本作です。3年計画で制作している本作ですが、ステージ制のバージョンは一気に仕上げてしまうつもりでいます。ステージ2のゴブリンの洞窟もすでに完成しており、近日中にVectorからダウンロード可能になるはずです(注:4月24日からダウンロード可能になるVer.1.10にはステージ2が追加されている)。このステージ2からが、本当に作者の意図した「ADVenturer」なので、ぜひ、このバージョンアップ版もあわせてお楽しみください。
(渡部 直)
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