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for Windows シェアウェア 学習&教育 New!
800円
気象通報をもとに天気図を自動作成
Weather Map for Windows95  Version 1.1
AMのNHKラジオ第二放送で1日に3回放送されている気象通報で読み上げられるデータを入力すると、それをもとに天気図を自動的に作成してくれるツール。現在(通報で紹介された時点)の天気図のほかに6時間後、12時間後、24時間後および任意の指定時間後の予想天気図も表示することができる。

■こんな人にお勧め!!
本格派のアウトドアマン。気象予報士を目指している人などにお勧め。

● 予想天気図も作れる

拡大表示するには天気図上をドラッグする データ入力を開始すると、まず気象通報の日付と時刻を入力。続いて各地の気圧や気温、風速、風力、天候といったデータを入力していく。風向や天候はオプションボタンでの選択、その他はテキストボックスの入力となる。続いて、船舶海洋ブイの情報、漁業気象の情報という順番でデータが読み上げられるので、それにしたがって入力していくとウィンドウ上に低気圧や高気圧、天気の記号、気温、等圧線などが描かれる。

できあがった天気図上をドラッグするとその範囲を拡大表示する。標準サイズに戻すにはマウスの右ボタンをクリックすればいい。そのほか、天気図の画像や元になったテキストデータをクリップボードに転送したり、天気図を線画として印刷することができる。

● データの入力はそれなりに大変

低気圧や高気圧の移動方向や速度、等圧線が通っている地点の経度と緯度、前線が停滞しているかどうかなどについても入力するため、入力する項目はかなり多い。しかし、この豊富なデータのおかげで、メニューコマンドを選ぶだけで一定時間後の天気図を作ってくれるというのがこのツールのウリだろう。

天気図を作成するには、各地の気象情報をひたすら入力していく 通報がどのような順序で行われるかを熟知し、なおかつキー操作に慣れれば、ラジオを聞きながらどんどん入力していけるかもしれないが、慣れないうちはメモをとっておき、あとから入力した方がいい。気象通報をちゃんと聞いたことがない人は、どのデータをどこへ入力したらいいかわからず混乱するかもしれないが、このようなソフトを本当に必要としている人にとってはさほど問題ではないはずだ。

シェアウェアで、試用期間は1ヵ月。試用期間中に機能制限を設けるソフトは多いが、このソフトでは、試用期間を過ぎるとデータの保存ができなくなる。
(福住 護)

作者のホームページはこちら


ソフト作者からひとこと
私は登山をやっている関係で天気図を書く機会が多く、そのつど等高線を引くのには毎度頭を悩ませていました。そんなときパソコンで等高線が描けないだろうかと思い、このソフトの開発が始まったわけです。

開発面で苦労した点はやはり等高線を描くアルゴリズムで、はたしてこんなものでよかったのか少々不安です。

紙で天気図を書くと日本付近はデータでごちゃごちゃとして見にくくなるのですが、このソフトはマウスでドラッグすることにより拡大することができるので、よいと思います。

今後はデータの入力方法、特に前線や等圧線の入力方法を改善していきたいと思います。
(E.N.Software)


Download
「Weather Map for Windows95」の最新版および関連ソフトです(ソフトのバージョンは、記事中で紹介したものと異なる場合があります)。なお、ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[httpD]ボタン)をクリックしてください。下線付きのソフト名をクリックすると、ソフトに関する詳細な解説が参照できます。

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