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エクスプローラライクの使いやすいメールソフト
EdMax
Version 1.10
軽快な操作性が自慢のインターネットメールクライアントソフト。アルチアカウント、メール振り分け、アドレス帳など、メーラに必要とされる機能を盛り込み、さらに「PEM EdTex」譲りの強力な文書自動整形エンジンも搭載。クセがなく、使いやすい。
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■こんな人にお勧め!!
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軽快操作のメールクライアントを求めている人に。テキストエディタ「EdTex」のユーザに。
●軽快操作のメールソフト
「EdMax」は、Windows 95/NTに対応したインターネットメールソフトだ。いわゆるPOPクライアントに相当するソフトウェアである。最近ではこの種のソフトは非常に数が多く、選択に迷ってしまうものだが、その中にあってEdMaxの特徴は多機能というよりは軽快な操作性にある。
「EdMax」の画面は、左側にフォルダ表示、右上にはタイトル一覧、右下にはメールの内容表示という、一見すると「Becky!」などと同様の三分割表示形式のように思える。だが実は、「EdMax」はMDI形式の表示方式を取っており、メールの作成ウィンドウはメインウィンドウの子ウィンドウとして表示されるようである。メールの作成ウィンドウは同時にいくつも開くことができ、それらはMDI形式では一般的な「ウィンドウ」メニューからの切り替えのほか、メインウィンドウ上にある「タブ」による切り替えもできる。
これらのウィンドウの操作、メールの操作は非常にきびきびとしたもので、ストレスを感じさせない軽快さだ。
●エディタにはEdTexのエンジンを使用
メール編集用に使われるエディタは、以前に本欄(97.08.06号)で紹介した、同じ作者によるテキストエディタ「PEM EdTex」と同様のものを使用している。やはり軽快操作の高速なエディタだ。そのため「EdTex」を普段使用している人ならばまったく違和感がない。
「EdMax」は、最近の水準からすると決して多機能とは呼べないが、とはいえ「マルチアカウント対応」や「メールの自動振り分け」「ダイアルアップの自動接続」など、必要と思われる機能は過不足なく備えている。もちろん、フォルダ間でのメール移動はドラッグ&ドロップが使用できる。
クセのない使い勝手は、多くの人に違和感なく使えることだろう。
(天野 司)
作者のホームページはこちら。なお、2月11日現在、一部バグを修正したVer.1.11がこのページで公開されている。
ソフト作者からひとこと
今回初めて、メーラを作ってみて感じたことは、メーラというのは、かなりいろいろな要素を必要とする統合ソフトなんだなあということです。送信、受信、MIME、エクスプローラ形式インタフェース、エディタ……など、これらの各要素をいかに有機的に使いやすく統合させていくかに結構労力がかかりました。
誕生したばかりのメーラですので、まだそれほどの機能はありませんが、よく使う機能をより使いつかいやすくをモットーに作りましたので、「快適さ」(使いやすさ)は、自慢できる!(かな?)と思います。ご試用ください。
(宮崎 年之)
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「EdMax」の最新版および関連ソフトです(ソフトのバージョンは、記事中で紹介したものと異なる場合があります)。なお、ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[httpD]ボタン)をクリックしてください。下線付きのソフト名をクリックすると、ソフトに関する詳細な解説が参照できます。
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