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日本の鉄道を自在に操れる鉄道シミュレータ
仮想鉄道
Version 97.7A
美しい日本地図の上を駆け抜ける電車……。時の移りとともに変化していく地図の中を、実際のダイヤに従って駆け巡る電車たちを眺めるだけでもよし、自分なりのダイヤを組むもよし、さらには新しい路線を組むもよし!
こんな人に最適
鉄道を心の底から愛しているようなフリークはもちろんのこと、毎朝毎晩のラッシュにうんざりし、もっと便利な路線を夢見るような人にも楽しんでもらいたいソフト!
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日本の鉄道を自由に操れる!
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日本中にどれだけの路線があって、どれだけの数の電車が運行されているのかはわからないが、それらを眺めるだけでなく、自分で自由に設定できてしまうのがこのソフトだ。
例えば毎朝乗る通勤、通学用の路線。これのダイヤグラムを変更して、大増発することができる。例えば自分がよく使う駅同士を結んでの「特急」を作ることができる。さらに一歩進んで、自宅の前に駅を作り、目的地までの直行線を作ることもできる……。
ラッシュに悩まされたことがある人なら、誰もが一度は考えるだろうことが、仮想世界とはいえ実現できてしまうことは楽しい。また将来的には、収支決算ができるようにするなども予定されているという。それが実現すれば「ゲーム」としても楽しめるようになる。
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路線データのやりとりでより充実
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日本全国にあるすべての路線を作者一人でフォローするのは現実的に不可能。よって、まだまだ登録されていない路線も数多い。だが、既存の路線を作成することはさほど難しくない。多くのユーザが抜け落ちている路線を自分で作成し、そのデータをメールでやりとりしたり、作者へ送るなどのフィードバックを繰り返していくことによって、このソフトはより完成度を増していくことになる。そうした路線情報は、バージョンアップ情報とともに作者のホームページに記載されているので、こまめにチェックするといい。
また現在では、アメリカ地質調査所日本30秒メッシュデータ数値地図を利用しているのだが、河川や湖の情報が組み込まれていないので、それを書き込んだデータの用意、さらには国土地理院製のデータ使用が予定されている。それが実現すれば、さらに完璧なものになっていくだろう。今後に期待できるソフトだ。
(芹澤 亮)
なお、本文中でも触れているが、本ソフトの動作には別途アメリカ地質調査所(USGS)日本30秒メッシュデータ数値地図(JN_DEM.BIL。ダウンロードはこちらから)と、VB 5.0 DLL(ダウンロードはこちらから)が必要。
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ソフト作者からひとこと
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「仮想鉄道」は、箱庭では表現できない、全国津々浦々を走るレールと列車の雰囲気が表現できるシミュレータを目指して作りました。短距離の列車はもちろん、多くの路線を通過しながら日本の南端から北端まで走る列車も実現しています。そのための数万の線路・数千の列車・全国地図という三つの莫大なデータを矛盾なく扱えるシステムを構築するのが開発の最大のポイントでした。
今後は安くなった地図データを利用して、町並みやきめ細かな風景の描写と3Dツアーをできるようにする予定です。
(大野 岳夫)
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「仮想鉄道」の最新版、関連ソフトは以下の通りです。
ソフトのバージョンは、上で紹介したものと異なる場合があります。
※ソフトをダウンロードするには、右側の[Download]ボタン(または[httpD]ボタン)をクリックしてください。ソフト名をクリックすると、そのソフトに関する詳細な解説を参照することができます。
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