昨年から加わった「俳句作成機能」もオリジナリティを出すのに役立つ。テレビの影響もあり、今回は筆者もチャレンジしてみたが、俳句の夏井いつき先生監修の季語帳を使って、俳句の形は整ったように思える。俳句素人がゼロから俳句を作るのは取っ掛かりがなく大変だが、季語が分かればハードルはぐっと下がるし、いつかは「才能アリ」の俳句も作る事ができるような気がする。尚、まだ出来栄えに満足できない為、筆者の作品の公開はまたの機会にしたい。
子供の写真や家族写真を使った年賀状も、写真の編集ができる「筆ぐるめ」なら、このソフトだけで完結する。また、「お絵描きデコ」機能を使って写真の上に手書き文字を加えたり、装飾したりできるので子供と一緒に年賀状を作って楽しむ事もできるだろう。
例年、年賀状作りは仕事納めの後に急いで準備して、「誰に送ればいいのか」と前年にいただいた年賀状を探して、と慌ただしい事この上ないのを繰り返しているが、「筆ぐるめ」を使えば送り先もしっかり管理できて、効率的に年賀状作りができそうだ。時間の余裕が出来れば、様々なはがきデザインからお気に入りを見つけたり、「あの人だったらこのデザインが好きそうだな」と想像したりと楽しみながら年賀状作成に精を出す事もできるだろう。
2023年、卯年は「筆ぐるめ 30」で年賀状作りを楽しんでみてはいかがだろうか。