「Parallels Desktop 18」は再起動せずにMac上でWindowsを高速に安定して実行する仮想化ソフト。今秋リリース予定のmacOS Venturaにも正式リリース後に対応する。尚、Intel、Apple Mシリーズ搭載の両Macで利用可能だ。
最新版の見どころは
- macOS Venturaへの対応
- 最新のMacへの最適化
- 共有ゲームコントローラーへの対応
- USB3.0のサポート強化
- 多数のUX向上機能導入
との事で、各種機能の強化が図られている。
「Parallels Desktop」の最大の特徴は、複数のOSを同時に起動してファイルやデバイスをシェアしながら作業を行なえる点にある。
「Parallels Desktop」を使用してデュアルブート方式で使用すれば、Windowsのソフトのテキストをコピーし、Macのソフトにペーストする等、MacとWindows間でのファイルのやり取りが容易に行える。
これをBoot Campでやろうとすると、OSの切り替えの度に実行中の作業を完全に終了させて再起動が必要となってしまう。
「Parallels Desktop」の仮想環境が1ファイルになっている点も大きなメリットになる。バックアップから環境を元に戻す際もファイルをコピーする要領で簡単に行なえるからだ。
尚、「Parallels Desktop」上では最新のWindows だけではなく、古いmacOSやWindows、Linux、Chrome OS、Androidを起動させる事も可能なので、古いソフトや周辺機器等の資産も最新のMacで利用できる。