もちろん、プライベート用途での各種機能も健在だ。
ガイドブックでお馴染みのマップルの長年のノウハウを活用し、独自に全国1,800以上のエリアを定義、整備している「観光エリア検索」機能を使えば、そのエリアを代表する写真が表示される。
これにより、そのエリアのイメージを直感的に理解する事ができるだろう。
何かと遠出が敬遠される昨今、旅行好きの筆者は観光エリアの写真や様々な情報を見ていると、それだけでも楽しい気分になってくる。
もちろん地図データは2022年の最新データを収録。
三陸自動車道 普代IC〜久慈IC(2021年12月)、新東名高速道路 伊勢原大山IC〜新秦野IC(2022年4月)、多摩川スカイブリッジ(2022年3月)等の新規開通道路や、新規開業したJR札沼線 ロイズタウン駅(2022年3月)、デジタル庁(2021年9月)等の有名施設もしっかり収録されている。
Android・iOS用アプリも用意され、スマートフォンやタブレットと連携して利用することも可能で、「スーパーマップル・デジタル」の地図やカスタム情報等をスマホ・タブレットに表示させたり、カスタム情報を書き込んだりする事もできる。地図等のデータはSDカードまたは内部ストレージに保存される為、モバイル機器でもオフラインで快適に利用する事ができる。
尚、「スーパーマップル・デジタル」には地図を利用する為のプログラム本体と共に、日本全域図の地図データが収録されているが、各地域の詳細地図データは別途購入して利用する必要があるので、その点は注意していただきたい。
長い歴史を持つだけあってインタフェースも洗練されており、非常に使いやすい。スマホやタブレットで持ち出して使う事もできるので、想定できる利用シーンも広範囲だ。