宛名の印刷に必要な住所録の作成や管理、送り先に合わせたデザインの作成まで、誰でも簡単に年賀状が作成可能なソフト。豊富な素材数とこだわりの機能で、気持ちの伝わる手作り感が表現が可能だ。
和風イラストを用いた年賀状から写真を使った年賀状まで、一般的に年賀状と言う物を思い浮かべた際にイメージできる年賀状はほぼ作成可能と思って良い。
さて、「筆まめ」と言えばもうほとんど説明する必要がないほど有名な年賀状・はがき作成ソフトの1つだ。
もちろんただ歴史が長いだけのソフトである筈もなく、かの「BCN AWARD 葉書・毛筆ソフト部門 最優秀賞」を22年連続で受賞しているというのだから、その実力は折り紙つきだ。
年賀状ソフトにおいて、ユーザが最も注目するのは利用できる素材だが、今年の「筆まめ」限定のスペシャルデザインも趣深い。
今回は、狩野正信を祖とする室町時代から400年続いた絵師の流派「狩野派」のデザインを収録。
多くの有名作品を世に送り出した狩野派ならではの力強さと繊細さを併せ持った各種デザインは、新年の挨拶を飾るのに非常に適している。
その他、収録されているデザイン・イラスト数は年賀状ソフト最多クラスの45万点。
干支のデザイン・イラストは2022年の干支「寅」に限らず十二支全てが収録されている。
全てのデザインを利用するにはユーザ登録やインターネット接続が必要だが、これらデザインを駆使すれば、年末年始に限らず様々なはがきを作成する事が可能だ。
今回の「筆まめ」はフォントに注力しているようで、なんと160もの書体を利用できる。これだけのフォントを利用できる年賀状・はがき作成ソフトは中々ないだろう。下記に一例を挙げる。
- 宛名の印刷にピッタリな美しい「流麗行書体」「堀内正楷書」
- 続き字で美しい縦書きができる「連綿体」
- 温かみのある手書き風フォント
- 味わいのある「バジョカフォント」