「カメラでなんでもスキャン Pro2」は、カメラを使用する事でスキャンを可能にするのが特長。例えば、大きなパンフレット、絵、ポスターから、ホワイトボード、看板等、撮影できる物ならば制限なくどんどん取り込める。取り込み後は、真っ直ぐに台形補正できる。
「カメラでなんでもスキャン Pro2」は、2019年5月に発売した「カメラでなんでもスキャン Pro」の機能を強化した物である。
機能強化されたのは、主に以下の点だ。
- スキャン機能の強化
- 必要な部分だけのトリミング機能
- OCRテキストからインターネット検索&翻訳
- 読み込み、書き出しがより便利に
- Wi-Fi環境がなくても手軽にスキャン
それでは1つずつ解説していこう。
従来の「カメラでなんでもスキャン Pro」は、4つの頂点(見開き文書の場合は6点)を指定するだけで簡単にスキャンできるというのが特長だったが、最新版では書類の一部分の四角形を手掛かりに全体をスキャンする事が可能になった。
1点を手動で調整する事なく、よりシームレスなスキャンが可能となっている。
また、スキャンマーカー機能も搭載しており、専用のスキャンマーカーを一緒に撮影すれば四角形以外の矩形も平面補正できる。様々な書類をデジタル化できるだろう。
スキャンした用紙全体ではなく、一部分だけが必要な場合もあるだろう。
従来の「カメラでなんでもスキャン Pro」は、スキャン機能には特化していたがトリミングには対応していなかった。
最新版では、全体を平面補正してから必要な部分だけをトリミング。縦横比が分からない書類でも正しいサイズで保存する事ができる。
新聞の記事や資料の一部等、このソフトだけでスクラップ保存&出力できるのが魅力的だ。