巷でよく見るPowerPointテンプレートの多くは、ちょっとした枠や絵柄が入っているただのマスターテンプレートだけの物が多いが、本テンプレートは「インフォグラフィック」を駆使して作成されているのが特徴だ。

そもそも「インフォグラフィック」とは、直感的・視覚的にイラストや図形で表現する事を指し、本テンプレートを使用すれば伝えたい事が直感的に視覚で訴えかけられるというのがメーカーの弁である。

さて、プレゼン用のソフトの代名詞と言えばPowerPointと言って差し支えないだろう。

そして一度でもPowerPointを使用してプレゼンを行なった事がある方は想像に難くないと思うが、優れたプレゼン資料という物はそうそう簡単にできる物ではない。

最高のアイデア、プレゼンの筈なのに、プレゼン相手の印象に残らない……なんて事はよくある話だ。

もちろんプレゼンにおいて最も重要な事はその内容である事には違いないが、テキスト情報だけの資料では重要なポイントが分かり難いというのもまた事実だ。

「伝わるプレゼン！PowerPointテンプレート」は、デザインや要素のアクション(動き)の設定は全てテンプレートに任せ、ユーザには内容の熟考に専念してもらう、というのがコンセプトのようだ。

本テンプレートの使用により、プレゼン対象者をより惹き付けるの事の必要になるオンラインミーティングでも、アニメーション付きで豊富な動きのある「魅せる」プレゼンを行なう事ができ、プレゼン相手にインパクトあるプレゼンを行なう事が可能となる。

中々対面でのプレゼンが行なえない、昨今の仕事環境に正に合致したビジネス上の強力な武器となると言えるだろう。

次に特筆すべきは、そのテンプレート数で、その数合計2,700点を収録。

地図・グラフ・フローチャート等の豊富な25種類のジャンルに分かれ、通常のライトモードとダークモードの2種類を使用する事ができる。

これらテンプレートは自由に組み合わせる事も可能だ。昨今話題となっている医療、環境用の資料も作成する事ができるよう様々なテンプレートが収録されている。

これだけ膨大な量のテンプレートがあれば、目的に合致したテンプレートが必ずや存在するだろう。

だが、更に驚きなのは新しいテンプレートが随時無料で追加されていくという点だ。テンプレート収録数2,700点というのは2020年12月時点の収録数で、今後も続々と追加されていくという。この先PowerPointでプレゼン資料を作成するという文化が廃れない限りは、一生テンプレート不足に悩まされる事がないのではなかろうか。

本テンプレートには使いやすいフラットタイプのイラストが多数収録されており。アイソメトリックイラスト(立体的なイラスト)も収録されている。

パララックス(視差効果)やニューモーフィズム(凹凸によって要素を表現)といった効果も利用可能だ。