シリーズ累計出荷本数2,600万本を突破したという人気の年賀状・はがき作成ソフト「筆王」の最新版は、「手書き」に関する機能を強化。パソコンを使用する事による恩恵を受けつつ、温かみのある年賀状も作成できるという一挙両得なソフトだ。
「筆王」と言えば人気の年賀状・はがき作成ソフトとして高い知名度を誇っているが、今回はその人気の秘訣たる基本機能をおさらいしながら、最新版に搭載された各種の新機能&機能強化ポイントについて解説していこう。
「筆王」の魅力は、先に述べたとおりパソコンで年賀状を作成する事による効率化と、手書きの温もりを伝えるという一見矛盾する要望を調和させている点にあると、筆者は考えている。
その証拠に今回の「筆王」では「手書き三変化」として手書きに関わる3つの機能をクローズアップしている。簡単ではあるが順に解説していこう。
タイピングするだけ「手書き風ツール」
まずは新機能の「手書き風ツール」だ。これはタイピングするだけで手書き風の文章を簡単に作成できるツールで、文字毎の大きさや配置等、手書き独特の癖を再現する事が可能だ。
正真正銘の手書き「書道ツール」
こちらは人気の既存機能で、マウス操作で書道をする事ができる。筆のタイプや墨の色を選択する事も可能。手書きで賀詞や名前を書いて、オリジナルのデザインを作る事ができる。下にお手本を敷いて書く事もできるので、書道の苦手なユーザーもまずは挑戦してほしい。
自分の字をフォントに「まるで手書き for 筆王」
自分の手書き文字をスキャンしてオリジナルのフォントが作れるソフト「まるで手書きfor筆王」も例年通り搭載。利用にはスキャナが必要だが、本ソフトでも手書き風フォントで年賀状を作成する事ができる。
もちろん、はがき作成ソフトにおいて最も注目される素材についても、他に引けは取らない。
イラストや題字等を含めた総素材数は30万点以上で、最新版の新着デザインは1,000点に上る。
新元号「令和」にちなんだ素材もあり、フォントも155書体を収録している。