「ネットラジオ録音 X2」は、前バージョンの画面構成をそのままに、新機能としてユーザーから希望の多かった機能が新搭載されたインターネットラジオ再生録音ソフトだ。
起動後の画面構成は従来と同じ構成となっており、1.番組表、2.録音・予約中、3.ライブラリという3つで構成されているので、以前のバージョンを使用してきたユーザーもそのままの使い勝手で利用できるが、それ以外の初めて本ソフトを利用するユーザーでもシンプルで迷いにくいだろう。
今回は、そのユーザーの声から搭載されたという新機能やパワーアップした機能をそれぞれ個別に紹介していきたいと思う。
【新機能】
番組キーワード検索機能
この機能は、表示されている番組表の中から、好きなキーワードで目当ての番組を探す事ができる機能だ。
自分の好きなラジオDJ等を入力する事で、今まで聞き逃していた番組を見つける事ができる便利な機能だ。
お気に入りラジオ局だけの番組表
radikoや、NHKラジオ らじる★らじるの番組表から、好きな曲だけをピックアップしてお気に理番組表が作成できる機能だ。
radikoとらじる★らじる両方を1つにまとめた番組表の作成はもちろん、radikoプレミアムの会員であれば、放送エリアに関係なく自分だけの番組表が作成できるので、毎回エリアを切り替えて番組表を読み込む時間も省略でき、使い勝手が向上されている。
音量調節、早送り・巻き戻し機能
従来は、パソコンの音量調整でしかボリュームコントロールができなかったのだが、最新版からは録音済みファイルの音量調節が可能になった。また、早送り・巻き戻し機能も搭載され、ライブラリの使い勝手が向上している。
録音完了時のパソコンシャットダウン、スリープ機能
本機能が搭載された事で、録音完了後にパソコンがシャットダウンできるようになり、一日中パソコンをつけっぱなしにする事なく安心して録音ができるようになった。
予約録音設定後の編集
従来は予約設定後に番組名等のタグ情報や、録音ファイル名などを変更したい時には新規で予約登録が必要だったが、予約一覧画面からそれらの情報を変更するボタンが搭載され、後からタグ情報等の編集が行なえるようになった
予約一覧の整理
今までは長く使えば使う程、予約画面が録音完了で埋め尽くされて使い勝手が悪くなっていたのだが、「すべて」「録音待ち」「失敗」「録音済み」といったようにステータス毎に分ける事ができるようになり予約画面の使い勝手が向上した。長く本ソフトを利用しているユーザー程、この機能の恩恵を受ける事ができるだろう。