「テロップニュースリーダー」は、ニュースやブログ当の各種Webサイトから配信されているRSS(更新情報の日付やタイトル、記事の要約等を配信する為の文書フォーマット)を読み込む事で最新のニュース情報を表示している。その為、RSSを配信しているWebサイトであれば、ニュースサイトに限らず、個人のブログや天気予報、YouTubeのチャンネル情報等も登録する事ができる。
ニュースの表示方法については、タイトルだけが流れる場合と、タイトルと記事内容が流れる場合の2パターンがあるが、これはニュースの取得先のWebサイトによって異なる為、ソフト側の設定でコントロールする事はできない。
記事がスクロールする速度は設定の「表示速度」から3段階に調節できるが、余り速くすると、詳細を読む為にテキストをクリックしようとしても、テキストが流れて画面から消えてしまい、クリックできない事があるので気をつけよう。
ソフトを使用していて少し使い辛いと感じたのは、ソフトのウィンドウとテキストフォントがやや大き過ぎる点だ。筆者のパソコン環境だと、「テロップニュースリーダー」のウィンドウサイズを目一杯縮めても、パソコン画面の約9分の1を専有する為、他の作業をしながら最前面に固定して使っていると邪魔に感じる事が何度かあった。また、フォントサイズは28、36、48の3種類から選べるようになっているが、最小の28でもやや大きく感じる。個人的には14くらいまで小さくできても良いと思う。また、ウィンドウ下部に表示されているメーカーのバナーエリアを誤ってクリックし、メーカーのWebサイトに飛ばされる事が何度かあったので、こちらについても今後のアップデートで改善を期待したい。
Webサイトの更新情報を取得したい場合、FeedlyなどのRSSリーダーソフトを使用する方法が一般的だが、テロップニュースリーダーを使えば、何も操作しなくても自動的に次々と新着情報が流れてくるのが大きな特徴だ。毎日のニュースや気になるWebサイトの更新情報を効率的にチェックしたい方は是非利用していただきたい。
設定画面から好きなニュースサイトやブログを登録し、更新情報を取得できる
ニュースサイトの設定画面。タイトルとURLのほか、テロップの表示・非表示も切替可能