最新版では、従来からのIObitアンチマルウェアエンジンに、第三者機関からも高い評価を得るBitdefenderアンチウイルスエンジンやランサムウェア対策に特化したエンジンを搭載(無料版では利用できない)。3つのエンジンでより精度の高い検出・防御を実現する。スキャンキャッシュ機構を採用し、スキャン速度の大幅な改善も図られている。

ホーム画面には機能別の「スキャン」「データプロテクト」「ブラウザー保護」「セキュリティガード」「アクションセンター」の各ボタンを配置。必要な機能を素早く呼び出す事ができ、現在のパソコンの状況も一目でわかる。ウイルスやマルウェアを検出する「スキャン」で「IObit Malware Fighter 7 PRO」の画面から実行できる。

• システムの重要な部分だけを高速にチェックする「スマートスキャン」
• 全てのドライブをチェックする「フルスキャン」
• ユーザの指定したドライブ、フォルダをチェックする「カスタムスキャン」

の他に、エクスプローラで選択したファイルを右クリックし、コンテキストメニューからスキャンする事も可能。自動スキャンにも対応し、実行スケジュールやスキャン方法を指定できる。

さらにZIP、RAR形式のアーカイブファイルをスキャンしたり、ファイルサイズや優先度(3段階)等を指定してスキャンしたりする事も可能。検出された脅威は自動的に隔離リストに登録され、削除や復元を行える。スキャン終了後に自動削除したり、パソコンをシャットダウンや再起動させたりする事も可能だ。

「データプロテクト」では、IObitアンチランサムウェアエンジンとセーフボックスでランサムウェアからの攻撃から大事なファイルを守る。

• アンチランサムウェアエンジン：ファイルの種類を選ぶだけで、パソコンのあらゆる場所にあるファイルをリアルタイムで保護する。
• セーフボックス：指定したフォルダを、許可されたプログラムしかアクセスできないようにする。不正なアクセスがあった場合は通知される。