“コスパに優れた”はがき作成ソフト「筆王」シリーズの新バージョン。“こだわりの編集機能”を新たに搭載。今回も2,000点以上の新着デザインが追加されている。「筆王」は、テンプレートやイラスト素材、文例を組み合わせてゆくだけで、オリジナリティに富んだ年賀状を作成できるソフト。年賀状だけでなく、はがき・封筒の宛名書きや文面作成、名刺、レターヘッド、ラベルシールも“簡単・きれい”に作成することが可能。手頃な価格ながら、多彩な機能を搭載しており、使い方が解説されたガイドブックやガイドムービーも利用できる。新バージョン「23」では、「書道ツール」「はんこツール」といった“こだわりの編集機能”が追加されたほか、2019年の干支「亥」をはじめとした新着デザインが2,000点以上追加され、素材の総収録数は30万点以上に上る。
メイン画面は「住所録」「表面」「裏面」「印刷」の各パネルで構成され、画面左側のタブ/ボタンで切り替える方式。一番上の「住所録」から最下部「印刷」の順に作成してゆけば、年賀状が完成する。タブ切り替え時に音声付きの操作ガイドがポップアップしてくるのも「筆王」シリーズではおなじみだ(ガイド表示および音声のON/OFFは好みで切り替えられる)。
「住所録」では、既存の住所録ファイルを取り込んで利用することが可能。「筆王」のファイルを取り込めるほか、「筆まめ」「筆ぐるめ」「楽々はがき」「宛名職人」のファイルも取り込める(一部、CSVファイルなどへの変換が必要なものもある)。さらにContactXMLやExcel(xlsx/xls)などもファイルも利用できる。
「表面(宛名面)」では、住所・氏名などのレイアウトやフォントの組み合わせを「配置パターン」として登録しておき、必要に応じて呼び出して利用することが可能。最大10種類の配置パターンを作成・登録できる。
「裏面(通信面)」の作成は、デザイン・パーツ・背景が豊富に収録された「素材パレット」を使って行える。素材は、年賀状・喪中はがき・寒中はがき・ビジネスといったはがきの種類、写真の有無、フォーマル・カジュアル・おしゃれといった素材の雰囲気を指定して簡単に検索できる。好みの素材を見つけたら、「はがきに追加」ボタンをクリックするだけで、作成画面に取り込むことが可能。もちろん手持ちの写真を使ったり、動画の一シーンを抽出して使ったりすることもできる。複数枚の写真を組み合わせたコラージュや、複数枚の集合写真から各人それぞれのベストショットを組み合わせた合成写真を作成することも可能だ。
新バージョン「23」で追加された「書道ツール」は、フォントの文字をお手本に、上からマウス操作などでなぞることにより、オリジナルの毛筆デザインを作成できる機能。起筆・収筆の種類を選択したり、太さや墨の色を選択したりすることもできる。縦書き・横書き、行頭・中央・行末揃え、文字間・行間、文字サイズも好みで変更することが可能だ。
同じく新機能の「はんこツール」は、あらかじめ用意されたはんこデザインに好みの文字や画像、フリーハンドで描画したオブジェクトを配置して、オリジナルのはんこ画像を作成できるもの。ベースとなるはんこデザインは「年賀」「イモ判」「標準」にグループ分けされ、種類は豊富。インクの色を変更したり、カスレ具合を指定したりすることもできる。
そのほかにも、
- スタンプパターンをマウスドラッグで貼り付けられる「ころころスタンプ」
- さまざまな色でフリーハンド描画できる「手書きペン」
- 季節の挨拶やお礼・お祝いなどの一般的な挨拶文、ビジネスで使える文例が多数、収録された「文例集」
- 地図作成ユーティリティ「案山子」
- ロゴ作成機能
- QRコード作成機能
- 宛先ごとに異なるメッセージを挿入できる「ひと言(パーソナルメッセージ)」機能
- 文字を自由に変形させることができる「変形文字」
など、便利な機能や楽しい機能を数多く搭載。1ライセンスで5台までのパソコンにインストールすることが可能だ。