わかりやすい操作画面で、はじめてでも直感的に使えるはがき・住所録ソフト「筆ぐるめ」シリーズの新バージョン。子ども向けの素材が充実し、家族全員で楽しみながら年賀状を作成できる。「筆ぐるめ」は、「たのしく・かんたん・きれい」をコンセプトにしたはがき・住所録ソフト。初心者でも安心なお手軽モード「かんたん筆ぐるめ」、パソコン操作に慣れた方に最適な通常モード「筆ぐるめ」といった操作モードが用意され、スキルや好みに応じて利用できる。いずれのモードでも、画面上部に並ぶ大きめのアイコンにしたがって左から順番に操作してゆけばよく、戸惑うことはない。豊富なレイアウトが用意された年賀状を作成できるのはもちろん、季節の挨拶状やラベル印刷、名刺作成などを作成することも可能。一年を通して幅広く利用することができる。新バージョン「26」では、「うら(レイアウト)」の「レイアウト」メニューに、新たに「小学生向け」グループが追加され、子ども向けの素材が数多く収録された。送受信履歴の記録は2023年まで行えるようになった。
インストールすると、デスクトップに「筆ぐるめメニュー」のショートカットアイコンが作成され、ダブルクリックでメニュー画面が起動する。はがきの作成は、通常モードの「筆ぐるめを使う」、お手軽モードの「かんたん筆ぐるめを使う」、素材の写真からレイアウトを選択する「写真を選んではがきを作る」の3種類のモードで行える(「写真を選んではがきを作る」では「かんたん写真はがき」機能が起動する)。
“たのしく”を特徴づける機能(モード)のひとつが「お絵かきデコ」。さまざまなペン、スタンプ、テープおよび消しゴムを使って、「うら(レイアウト)」面を装飾できる。プレビューでレイアウトを確認しながら、画面上に直接、描き込むことが可能。さらに、「簡単」「こだわり」の2種類のモードが用意された画像補正や、複数枚の写真をタイル、モザイク、チェッカー(市松)状やランダムに配置できるコラージュも、年賀状などを楽しくする機能だ。
“かんたん”といえば、まず、お手軽モードの「かんたん筆ぐるめ」が挙げられるが、前バージョン「25」で追加された「かんたん引っ越し・バックアップツール」も「筆ぐるめ」を代表する簡単機能のひとつ。USBメモリを利用して、住所録やレイアウト、差出人情報データの引っ越しを行えるもので、「別のパソコンからデータを取り込む」「データをバックアップする」「バックアップしたデータを戻す」の三つな大きなボタンが配置された画面デザインが印象的だ。
“きれい”は、「おもて(宛て名)」画面で利用でき、自動配置される文字レイアウト機能。書家が監修を行い、住所・氏名の文字数に応じて最適なバランスでレイアウトされる。縦書き・横書きいずれでも美しいレイアウトで印刷することが可能だ。
新バージョン「26」の機能強化のひとつが、充実した子ども向けコンテンツが用意されたこと。「うら(レイアウト)」画面の「レイアウト」メニューに追加された「小学生向け」には、2019年干支の「いのしし」のほか、「しょちゅうみまい」「えにっき」「おたんじょうびカード」「じかんわり」「ちちの日・ははの日」など、数多くのレイアウトが収録され、子どもが楽しみながら年賀状などを作成できるようになっている。
送受信履歴は前バージョンの2020年から3年間延長され、2001年から2023年までに対応する。年賀状、暑中見舞、お中元、お歳暮に分けて、送信した/しない/不明/喪中を送信、を記録することができる。
収録された素材数はレイアウトが1,050点、イラスト・写真・背景が380点。ユーザ登録後にクラウドサービスにログインすることにより、それぞれ計5,000点、計20,000点まで利用できるようになる(クラウド機能は登録から18ヵ月間利用できる)。さらに例文は2,000点、フォントは151書体が収録されている。1ライセンスで最大5台までのパソコンにインストールして利用することが可能だ。