プリセットされた“記号番号にマッチする正規表現”が強力（？）で、初期状態でセットされている「3文字以上の半角英数字に続き、0回から5回を限度とした、ハイフンまたはアンダーバーに続く半角英数字」で、一般的なデジカメ写真ファイルなら検出できそうだ（筆者の試した5パターンのファイル名はすべて検出された）。

フォルダ内一覧モードからファイル名編集モードへの切り替え時には、画面にはファイルがひとつもリストされていないので、フォルダ内一覧から取り込む必要がある。ファイル名編集モードのリスト上で右クリックし、コンテキストメニューの「フォルダーからファイル名を追加」を選択すればよい。正規表現にマッチしたファイルがすべてファイル名編集モードに取り込まれる。

ファイル名編集モードはやや手作業的になるが、テキストエディタや表計算ソフトなどを利用して編集後、リストに“追加”してやればよい（先に取り込んだファイル名と記号番号はリストに残ったままなので、これは削除する）。

どちらかといえば特殊なリネームソフトで、登場する機会はそれほど多くはないかもしれない。……が、利用シーンによっては大きな力になってくれる一本だ。