ソフトを開発しようと思った動機、背景
このソフトを作成する前は、ダイゴさん制作の「ミニ検索隊(Unicode版)」を使用していました。「ミニ検索隊」は超便利で、長期間にわたって日々大活躍していましたが、いくつか気になる点があったので「自分で同じツールを作りたいなぁ」と長い間思っていました。そこで最近、Windows 10環境への移行を機に一念発起して同様のアプリを作成しました。なお、.NET Framework 3.5をインストールすれば、Windows XPの古いパソコンでも動作します。開発中に苦労した点
開発言語としてC#言語を使用したことで、C++言語での開発と比べて比較的容易に作成することができました。また、「ミニ検索隊」という、すでに完成した目標があったので、アプリの機能要件や動作仕様に関してもそれを手本にしてスムーズに決定することができました。Office文章やPDFファイルのテキスト検索を可能にするIFilter機能は、下記のライブラリを使用することで実現可能となりました。
https://github.com/Sicos1977/IFilterTextReaderというわけで、全体を通してそれほど苦労せずに開発ができました。ユーザにお勧めする使い方
統合開発環境を使わないでテキストエディタでアプリを開発する方や、大量のファイルを検索する方にオススメです。テキスト文章の文字エンコードも自動検出や手動選択で任意の設定が可能なので、汎用的にテキスト検索が行えます。また WindowsのIFilter interface機能にも対応しているので、対象の外部ライブラリをインストールすることで、Officeファイルや PDFファイルなどの文章もテキスト検索が可能となります。
除外設定などの設定項目が複数種類あり、設定が複雑に感じると思いますが、使いこなすと効率よく検索ができます(デフォルトの設定内容は主に開発者向けを意識していますが、普通に使う場合にも影響しないような設定内容にしています)。
今後のバージョンアップ予定
いまのところ、これで完成としていますが、検索結果一覧のソート機能や検索対象とするファイルの日付の指定機能は時々ほしいと思うことがあるので、折をみてバージョンアップしたいと思います。また、ご意見やご要望があれば、メールにていただければ検討をいたします。よろしくお願いします。
最後に
本ソフトはつい最近まで長きに渡り愛用していた、ダイゴさんの作られた「ミニ検索隊」というソフトをそのまま参考にしました。ダイゴさんおよび同ソフトに感謝いたします。
(FREE WING)