メインのテキストエディタとして使うことも、もちろん可能だが、どちらかといえば、補助的な立ち位置でテキスト編集をアシストするのに適していそうなメモ帳ソフト。常にデスクトップ上に表示させておいて、さまざまなことを書きとめ、書きとめたものを整理しながら、別のアプリケーションで清書するというようなイメージだろうか。決して機能豊富というわけではないが、テキスト編集に必要な機能は揃っているし、ウィンドウ上にツールバーなどの余計なパーツがなく、サブ的な位置で使うには非常に使い勝手がよい。透明度やフォントの色、背景色をうまく調整すれば、さらに使いやすくなりそうだ。
実行ファイル(Frontmemo2018.exe)のアイコンにテキストファイルをドラッグ&ドロップすることで、当該ファイルが編集可能な状態で開かれる(現バージョンでは、メイン画面へのファイルのドラッグ&ドロップや、編集中ファイルの文字列のドラッグ&ドロップには対応していない)。
(由利 知里)