ソフトを開発しようと思った動機、背景
ずいぶん以前の話ですが、ある写真の展示会を観にいったとき、整然と並ぶすばらしい写真の中で、おやっと思う特殊効果の写真のコーナーがありました。それは3次元モデルに写真をマッピングするというもので、絶妙な光の照射と光沢感に満ちた感じが印象的でした。写真を趣味に持ち、遊び心でこんなことができたらいいな、との発想から興味本位で思いつくままに開発してきました。開発中に苦労した点
3次元グラフィックスの数学的テクニックを学びながらの開発でした。
この種の参考書はたくさん出版されているので、それらを参考にしながら好奇心を頼りに開発しました。開発を終えて自身で使ってみると、操作の難しさに困惑、一般の人に使えるだろうかとの疑問が湧いてきます。あれやこれや、条件設定にいろいろな操作が必要、3次元グラフィックスの知識も必要という中で、とにかく簡単でなければ意味がないとの思いをこのソフト開発に傾けました。
ユーザにお勧めする使い方
デジカメ写真の3次元加工というと、操作が面倒という結果になってしまうことが多いと思いますが、このソフトではまず、「3次元加工」メニューにある「マッピング効果集」を活用してください。多彩なメニューの中からひとつを選択するだけで、写真のさまざまな3次元マッピング効果を表現することができます。これらのマッピング効果集で、少しだけ変えてみたい、あるいは物足りなさを感じたときなどの場合は、「3次元基本形状モデル」の中にある多数のサンプル集からひとつを選んで、それらに手を加えながらクリエイティブなマッピングモデルへと仕上げてゆく方法をお勧めします。
今後のバージョンアップ予定
お問い合わせいただく中で、改善したい案件があった場合にバージョンアップを重ねさせていただいています。
(AdagioWork moris)