「とにかくシンプルで使いやすい」というのが第一印象。単語ファイル「dgdic.txt」を編集すれば、好みの単語を登録するのも簡単。「トリガーは最大5文字」「空行は無視される」など、いくつかのルールを守りさえすればよい。トリガーがヒットしても「この単語を挿入したいわけではないのよ」という場合は、そのまま入力を継続すれば、挿入可能な状態は取り消される。
トリガーを誤入力した場合でも、【BackSpace】キーで削除して、訂正することは可能だが、例えば、
- 「Paaaa」(5文字)と入力後「aaaa」をバックスペースで消して「g」を入力するとマッチする
- 「Paaaaa」(6文字)を入力して「aaaaa」をバックスペースで消して「g」を入力してもマッチしない
と、5文字ルールがここにもあることは注意すべきだろう。まずは一度使ってみていただきたい。マッチする方には“ものすごく合うソフト”だと思う。
(今玉利 碧)