はじめてでも迷わず、直感的に操作できるはがき作成ソフト「はがき作家 Professional」シリーズの新バージョン。2018年の干支「戌」の素材を含む、豊富なテンプレートを搭載する。「はがき作家 Professional」は、年賀状やはがきの宛名印刷・住所管理、裏面のデザイン作成・印刷を行える、“かんたん・高機能”なはがきソフト。氏名・住所の文字数により自動で最適なレイアウトがなされ、その場で確認できる「リアルタイムプレビュー」機能、郵便番号から住所を高速検索できる機能、裏面に配置する画像の編集機能、年賀状・暑中見舞の送受記録機能などの多彩な機能で、年賀状・はがきの作成から管理までを一貫してサポートしてくれる。新バージョン「11」では、新たなテンプレートが搭載されたほか、住所録一覧機能の強化も図られた。CSVファイルの読み込み・書き出しでは、従来からのShift JISに加え、Unicode(UTF-8、UTF-16LE)を指定することも可能になった。
ソフトは、
- ひと目でわかる親切設計の宛名印刷・住所録管理ソフト「はがき作家 あてな」
- 豊富な機能で自由な年賀状デザインを作成できる裏面作成&印刷ソフト「はがき作家 うら」
の二本で構成される。それぞれ個別に起動でき、ツールボタンで相互に呼び出すこともできる。いずれもメイン画面の上部には操作の流れに沿ったツールボタンが並び、スムーズに作業を進められるようになっている。「はがき作家 あてな」では、(1)用紙の種類・向きの設定、(2)差出人の設定、(3)住所録の入力・保存、(4)印刷の順に作業を行い、宛名面を作成する。それぞれツールボタンの「用紙設定」「差出人設定」「住所録カード」「宛名印刷」で画面を呼び出せる。住所録の入力・保存は、「住所録一覧」画面のリストで直接、行うこともできる。
画面は、左側がカード型/リスト型の切り替え式。右側にはプレビューエリアが用意され、入力したデータでのレイアウトをリアルタイムで確認することができる。データを「友人」「会社」「親戚」などのグループで管理したり、年賀状・暑中見舞いなどの送受記録を管理したりすることも可能。印刷状態(印刷する/印刷済)も管理できる。
新バージョン「11」では、住所録一覧の項目を、画面表示用と印刷用とで分けて設定できるようになった(画面の一覧では表示されるが、印刷はされない、あるいはその逆)。
宛名印刷では、年賀状に最適な毛筆フォント「ADL 祥南行書 V」をはじめ、計18種類のフォントを利用することが可能。「ADL 祥南行書 V」は、難字・異体字などを含め、約2万文字を収録。JIS第3、第4水準漢字も搭載し、人名・地名のほぼすべてを正確に表記し、印刷することができる。
「はがき作家 うら」では、(1)用紙の種類・向きの設定、(2)イラスト・写真、文章の追加、(3)差出人の設定、(4)裏面の保存・印刷の順に作業を進めてゆく。
画面は、左側にプレビューエリア、右側に設定エリアが配置された構成。「はがき作家 あてな」とは異なり、ツールボタンをクリックすると、画面右側の下部が各機能に応じて切り替わる。画面右側上部では、裏面に配置した文章や画像をパーツごとに指定して、右側下部で編集できるようになっている。
「イラスト・写真、文章の追加」では、豊富に収録されたテンプレートを利用することが可能。そのまま印刷することも、一部をカスタマイズして印刷することもできる。「はがき作家 11 Professional」には、年賀状・喪中271点、通年138点の計409点のテンプレートと321点のイラスト素材が収録されている。
印刷では「はがき作家 印刷サービス」を利用することができる(有料)。印刷されたはがきを自宅に配送してくれるほか、直接ポストへの投函を依頼することも可能。「はがき作家 あてな」「はがき作家 うら」のツールボタン「印刷サービス」から注文できる。