「より手軽に使えるタスクスケジューラ」といった趣のソフト。作者の北窓舎:芦田 秀規さんによる説明にもある通り、- 「第二水曜日にはWindows Updateを実行したい」
- 「毎日、Windows起動時にメールソフトを立ち上げたい」
- 「夕方には日報ファイルを開きたい」
といった用途に最適で、これらの設定を簡単に行うことができる。「Windows Update」をはじめとした四つのシステムタスクはドロップダウンリストから選択するだけでよいし、特定のデータファイルを開きたい場合も、テキストボックスにドラッグ&ドロップで指定できる。スケジュールの設定もほぼマウスだけで行うことができるので──毎日の起動時刻で指定できる「分」は5分ごとだが、それ以外の数字を手動で入力してもよい──使い方で迷うところはない。パソコン初心者といわれるような方でも、十分に使いこなすことができるだろう。
ログは、最も古いものから1ヵ月単位で指定してエクスポートすることも可能。CSV/TSV/XML/HTML形式のファイルに出力できる。
フリーソフトとして使用する場合(ライセンス購入前)は、登録できるタスクは最大三つまで。「より多くのタスクを登録して使いたい」という方は、ライセンス(2,200円)を購入する必要がある。
(今玉利 碧)