シンプルで使いやすい仮想デスクトップソフト。複数のデスクトップにそれぞれ名前を付けて管理できる。Windows 10で動作する。「PlainDesktop」は、Windows 10に標準搭載されている「仮想デスクトップ」の機能を拡張し、操作性を向上させた“デスクトップ操作ツール”。コンパクトなメイン画面(デスクトップ操作パネル)を操作して、複数のデスクトップを切り替えながら、いくつかの作業を並行して快適に進めることができる。現在のデスクトップの構成を新たな仮想デスクトップとして登録するのも簡単だ。デスクトップごとに名前を付けて管理できるほか、
- デスクトップごとに背景を設定できる
- よく使うデスクトップを「マイ・デスクトップ」として記憶させ、すぐに復元できる
- マウスのほか、キーボードでの操作も可能
といった特徴がある。起動後に表示されるデスクトップ操作パネル(操作パネル)では、デスクトップの作成・切り替え、名前の設定・変更をはじめ、さまざまな操作や設定変更を簡単に行える。例えばデスクトップの作成は、操作パネル上部(タイトルバーに相当する部分)の「□」ボタンをマウスで(左)クリックすればよい。(元のデスクトップも含め)作成したデスクトップには、それぞれに名前を付けることができ、背景も自由に設定できる。
デスクトップの切り替えもボタンをクリックするだけ。名前や背景で区別できるので、目的のデスクトップがわかりやすい。
キーボードで操作することも可能。数字キーでデスクトップを切り替えたり、【C】キーでデスクトップを作成したり、【F1】キーで説明書を開いたりできる。さらにホットキー──パネルがアクティブでなくても(ほかのアプリケーションを使用中でも)動作する──でパネルを表示させたり、デスクトップを作成・削除したりすることも可能だ。
「マイ・デスクトップ」は、、いつも使うデスクトップ構成──各デスクトップの名前や設定されているデスクトップの背景など──を記憶し、復元できる機能。画面上部の「M」ボタンのクリックで、登録済みの「マイ・デスクトップ」を適用することができる。通常、登録できる「マイ・デスクトップ」のセットはひとつだが、設定により複数を登録して、使い分けることも可能だ。
シンプルながら、カスタマイズ自由度が高いことも特徴のひとつ。例えば、
- デスクトップごとにアイコンを表示させるか否か
- ボタンに名前を表示させるか否か
- パネルの最大幅
などを指定することが可能。そのほかにもさまざまな項目をカスタマイズできるようになっている。