非常に難易度の高いローグライクゲーム。キーコマンドのほかにメニューによる操作にも対応し、快適にプレイできる。地下50階に存在する太陽の祭壇を目指し、地下迷宮の探索を繰り返す
「ArkaLunatic」は、簡素な文字と記号だけで構成された、“レトロ感”あふれる画面が印象的なローグライクゲーム。敵やアイテム、トラップなどの構成・配置は、プレイするたびにガラッと変化する。選択できるクラスは45種類、種族は24種類。さまざまなクラス、種族、信仰などを組み合わせて、“無限大のプレイ”を楽しめる。魔法やアイテムを駆使して地下迷宮を突き進み、地下50階の太陽の祭壇を目指そう。
ゲームの舞台は、100年前に起きた謎の地殻変動により、すべてが地底に飲み込まれてしまった世界「アステリア」。さまざまな種族の人々が長年、地下迷宮を探索して脱出の方法を探し求めてきた結果、ついに地下50階に存在する太陽の祭壇に脱出の糸口があることが判明する。しかし、地下迷宮には凶悪なモンスターや致死性の罠が待ち受け、漆黒の暗闇で発狂の危険もある。脱出は困難を極めていた。
そんな中、言い伝えでしか青空と太陽を知らない若者がまた一人、仲間の犬をつれて地下迷宮の探索に挑んだ……。
種族、クラス、信仰や性別の組み合わせで、キャラ作成のバリエーションは“無限大”
ゲームをはじめるには、まず最初に「名前」「性別」「種族」「クラス」「魔法」「信仰」を設定し、キャラクタを作成する。
性別は「男」「女」、種族は「ヒューマン」「クレイドル」「グレンデル」「ドラゴニアン」「ラビィ」などの12種類から、クラスは「ヴァンガード」「ダークナイト」「ウィザード」「サムライ」「ツアリスト」など、同じく12種類から選択することが可能。性別は、一部モンスターの攻撃やアイテムの効果に影響がある。種族は、筋力や耐久、魔力、知恵などの基本ステータスに影響し、クラスは、基本ステータスに影響するほか、発動スキルや各種能力などに多大な差異を生じさせる。
用意されたクラスは上位クラスも含め、計45種類と豊富。種族は変異種族も含めて計24種類。クラス、種族、信仰を組み合わせることにより、多彩なキャラクタを育成できるようになっている。
魔法には「元素」「神聖」「自然」「混沌」「練気」などがあるが、クラスによって選択できるものが制約されている(多くのクラスでは、そもそも魔法の選択ができない)。信仰は、初期状態では「アルス」のみを選択することが可能。ゲームの進行によって増えてゆく。
キャラが死ぬとセーブデータが削除される。探索は慎重に
キャラクタの作成が終わると、場面は「無明の集落」に移る。集落の中は狭いが、住民に話しかけてみるとよい。特に色付きで表示された住民は何らかのアドバイスをくれる。
集落の中ほどにある階段を下りると、冒険がはじまる。階段を下りるには、階段と重なった状態で【Enter】キーを押してメニューを開き、「扉/階段」から「階段を下りる」を選ぶのがわかりやすい。【>】キーを押して、メニューを開くことなく階段を下りることも可能だ(最初のうちはメニューを開いてコマンドを覚えながらプレイし、慣れたらキーコマンドで手早く操作すればよい)。魔法詠唱やアイテムの使用をキーひとつで行えるよう、「ショートカットコマンド」に登録することもできる。
地下迷宮の構造、モンスターや落ちているアイテムなどの配置はキャラクタを作成するごとに変わる。冒険の途中でセーブしたり、ロードしたりすることは可能だが、キャラクタが死亡すると、セーブデータは削除されてしまう。