「Free Countdown Timer」は、「カウントダウン」と「カウントする日時（日時指定）」の二つに対応したアラーム付きタイマーソフト。リスト型式の画面に複数のタイマー設定を登録し、同時に実行することが可能。設定により、パソコンをスリープモードから復帰させたり、モニタの電源をONにしたりもできる。タイマー設定ごとの有効化/無効化はチェックボックスで簡単に切り替えられる。登録したタイマー設定をファイルに保存しておけば、必要に応じて複数の設定を切り替えて使うことができる。

起動するとタスクトレイに常駐。ウィンドウが閉じられていても、設定時間になれば通知してくれる。タイマー設定は「カウントダウン」「カウントする日時」から選択する。

●カウントダウン
指定時間になるまでの残り時間が表示され、ゼロになった時点で通知されるカウントダウン方式。秒単位で設定できる。カウントダウンが終了した時点でタイマーを停止するか、再起動して繰り返し実行するかを選択することが可能。オプションのメトロノーム機能をONにすると、1秒おきに秒針の進むチクタク音を鳴らすことができる。

●カウントする日時
日付と時刻を指定する方式。「1回のみ」のほか、「1分おき」「1時間おき」「毎日」「毎週」「毎月」「毎年」の繰り返しを指定できる。繰り返しを指定した場合は、カウントダウンの終了後、自動的に次の日時が設定されてタイマーが開始する。

「カウントダウン」「カウントする日時」いずれの設定も、個別にラベル名を付けたり、アラームで使用する音声ファイルを設定したりすることが可能。音声ファイルは21種類が付属。ベルや電話のコール、ギターやフルートなどの楽器音、鳥のさえずり、ジングルベル（曲）、スレイベル（橇の鈴音）などとバリエーションに富んでいる。

リストにはラベル名、設定時間（日時）、音声ファイル名と残り時間がタイマー設定ごとに表示される。タイマー設定ごとに「固定ウィンドウにカウントダウン・タイマーを表示」させるオプションがあり、ONにすると、小型ウィンドウでラベル名と残り時間とを確認できるようになる。カウントが終了すれば、ウィンドウが点滅して教えてくれる。設定が「カウントダウン」の場合は、この固定ウィンドウからタイマーを開始/停止させることも可能だ。

固定ウィンドウは個別にドラッグして移動できるほか、スナップ機能で簡単に位置を揃えたり、連結した状態でまとめて移動させたりすることも可能。全画面表示にすることもでき、「パソコン以外での作業中に時折、時間を確認する」といった使い方もできる。

タイマー設定ごとに設定できるオプションには、そのほかにも、

• ボリュームを変更する
• リピート再生する
• スヌーズをオンにする
• PCをスリープモードから復帰する
• モニターの電源をオンにする