「WinDVD」は、Blu-ray Disc、DVD-Videoをはじめ、BDXL、AVCREC、DivX、FLV、WMV、MPEGなど、数多くの形式に対応した“定番”Blu-ray Disc/DVD再生ソフト。簡単な操作で高画質・高音質の動画を楽しむことができる。
最新版では、4K高解像度動画の再生やHEVC(H.265)に対応。さらに最大240fpsという高フレームレートでもスムーズな再生を実現した。DVD ISO/Blu-ray ISO形式の再生も可能になった。インタフェースが一新され、操作性がより向上した。
最新版の最大の目玉が高解像度4K動画への対応。鮮明な映像を臨場感溢れる音声とともに楽しむことができる。対応済みのH.264に加え、4K時代の標準コーデックともいわれるH.265(HEVC)にも対応したことで、より少ない容量で高画質の動画再生を実現にした。MPEG-2やWMV、DivXなどの各種コーデックやMKV、AVI、FLVなどの各種コンテナ形式にも対応し、さまざまな動画ファイルを再生できる。
最大240fpsという“超高フレームレート”再生にも対応した。通常(30fps)の約8倍のフレームレートでの再生は、速い動きでも実になめらか。動画補間機能も搭載し、ソース動画のフレームレートが低くても──中間のフレームを自動的に補間することで──元ソースよりもなめらかな動きで再生することができる。
ファイルの再生機能では、DVDをイメージ化した「DVD ISO」形式ファイルおよびBlu-rayをイメージ化した「Blu-ray ISO」形式ファイルの直接再生に新たに対応した。メニュー再生などにも対応し、動画ディスクを直接再生するのとまったく同じ感覚で操作できる。DVD/BDドライブが装着されていないノートパソコンなどでもディスクのコンテンツを再生することが可能だ。
高画質化関連では、
- SD画像をHD解像度にアップスケールするHDアップスケーリング
- ブロックノイズ除去
- パソコン画面での再生でも鮮やかな色が得られるカラー補正およびライティング補正
- カメラ撮影画像などを安定させる手ぶれ補正
といった機能を搭載。3D機能にも力を入れている「WinDVD」シリーズだが、「Pro 12」でも各種3D形式ファイルの再生が可能。2D画像を3Dに変換しながら再生する機能では、SD/HD解像度に対応する。インタフェースは「モダンUI」と呼ばれる新しいものに刷新された。比較的大きめのアイコンによる操作が中心で、「WinDVD Pro 12」の多彩な機能に、より少ないクリック数で到達できるよう工夫されている。