ソフトを開発しようと思った動機、背景
サポートページでも書いていますが、それまで使用していたエディタがサポートを終了してしまったこと。それで代わりになるエディタを探していて、少し高価ではありましたが、意を決して某有名ブランドを使う決心をするも、サポートがお世辞にもよいとはいえず、断念。ほかは帯に短しでしたので、これを契機に作るしかないと思い立った次第です。開発中に苦労した点
そもそも楽に進んだ個所はひとつもないので、なんともいえないところですが、やはりエディタの核になるエディットコンポーネントの存在が大きかったと思います。
ユーザにお勧めする使い方
これはいくつかあります。
まず、何といってもマルチプロジェクト。IDEとは異なり、Windowsが扱えるファイルであれば管理できるので。自身でも常に三つ四つは開いています。仕事柄、クロスコンパイルを行うことがあり、プロジェクトツリーからIDEを起動することもしばしば。
そのほか、小さなことですが、文字列の挿入機能があります。連続した行であれば、選択行の行頭/行中/行末への挿入が可能です。数千行のSQL文を修正する際に使用したのですが、我ながら感激した機能でしたので、これはお勧めします。また、これに関連して空白の列を複数行にまたがって挿入することができるので、「一ヵ所ずつインデントを揃える」というストレスからも解放されました。対応括弧ジャンプもVB(.NET対応)、VBA、Pascalで実現できているので、お勧めの機能です。
今後のバージョンアップ予定
現在、コードエクスプローラのテコ入れ中ですが、これ以外に大きなところでは、かねてより考えていた定義位置ジャンプ機能を追加する予定です。当初、ctags利用を想定していたのですが、どうも腑に落ちないので、変わるものをと考えています。
そのほか、拡張機能として別アプリ形式での機能追加やUSBメモリでの持ち運び利用を考えています。また、これは番外編に近いですが、アラビア語版のリリースを画策しています。
(Be-Do)