当直やアルバイトなどのシフト表を手軽に作成できる専用ソフト。勤怠管理(タイムカード計算)も行える。「ペタペタシフト」は、1ヵ月単位のシフト表をマウス操作で簡単に作成できるソフト。マウスの右クリックでシフトパターンのメニューを呼び出し、選択中のセルにすばやく入力することが可能。シフトメニューに未登録の時間帯も簡単に入力できる。「1ヵ月のシフト表」作成のほかに「勤務時間の集計」にも対応し、メイン画面上のタブで切り替えられる。「1ヵ月のシフト表」を作成すれば、勤務日数や実働時間、欠勤・遅刻・早退などの集計結果が「勤務時間の集計」側にも自動で反映される仕組み。
「1ヵ月のシフト表」では、
- 縦軸に日付、横軸にスタッフ名が並ぶ「表示スタイルA(標準スタイル)」
- 縦軸にスタッフ名、横軸に日付が並ぶ「表示スタイルB」
の二つのスタイルを切り替えて利用できる。日ごとのシフトの状況を比較しやすい「表示スタイルA」では、シフト名に3文字まで入力することが可能。「△午前」「☆早番」などを入力しておける。「表示スタイルB」では1文字しか入力できないが、コンパクトな表示で、スタッフごとのシフトの状況を把握しやすい。シフトを割り当てると勤務時間が自動的に集計され、日ごとの出勤人数や各スタッフの月間勤務時間などを確認できるようになる。集計方法を変更することも可能で、例えば表示スタイルAでは、出勤人数の代わりに実働時間や担当するシフトの回数を表示させることができる。
シフトの割り当て(入力)は、セル上の右クリックで表示されるシフトメニューで行う。「終日」「午前」「午後」「休」「夜勤」「早番」「遅番」といった、勤務時間帯に応じた設定が登録済みで、すばやく入力することが可能。あらかじめ自動入力用のローテーションを設定しておけば、ひと月分のシフトを自動で割り当てたり、空白セルのみに割り当てたりといったこともできる。
「1ヵ月のシフト表」では、そのほかにも、
- シフト届け出表の作成
- シフト希望のメモ作成
- シフト回数の月間ランキングやスタッフ別の月間・年間統計グラフの表示
- シフト表の印刷(カラー/モノクロ)
などを行える。「勤務時間の集計」では、シフト表のデータから勤務日数や実働時間が自動集計される。集計データは月単位のほか、週単位や一日単位で表示させることも可能。さらに、スタッフごとの「タイムカード」画面では、始業・終業時刻や休憩時間、休日出勤、有休、代休などを登録でき、集計結果に反映される。1ヵ月間の勤務報告書や休日出勤、休暇、欠勤などの届け出一覧を印刷することも可能だ。
アプリケーション全体の設定は「基本設定」「お好み設定」で行う。「基本設定」では、シフトごとの始業・終業時刻や休憩時間などがあらかじめ登録され、シフトメニューに反映される仕組み。シフトを追加したり、時刻を編集したりすることも、もちろん可能。スタッフリストや部門、祝日を編集することもできる。
「お好み設定」では、スタッフ管理&ローテーションの設定を行えるほか、開始日・締め日・開始曜日、深夜・早朝の時間帯、時間外の判定方法、遅刻・早退時の丸め時間などを設定することが可能だ。