襲いくる怪物を倒しながら、森からの脱出を目指す2D横スクロールアクションゲーム。高難易度ながらゲームバランスがよく、ストレスなく楽しめる。記憶喪失の少女は地下の森の中で目覚める
「赤い目のレシアス」は、記憶を失った赤い目の少女を操作し、剣を唯一の武器として敵と戦いながらダンジョン内を探索する2Dアクションゲーム。ジャンプ技を駆使して壁を駆け上がり、剣を振るってモンスターを撃破しながら森の出口を目指す。2016年7月21日現在では、第一話「アガスティアの森」のみプレイできる。
ゲームの主人公は、赤い目をした少女。森の中の木の下で目覚めたが、すべての記憶を失っていた。かろうじて「レシアス」という自らの名前だけは覚えていた。
レシアスが目覚めた場所は「アガスティアの森」と呼ばれていた。天井の穴から日が差し、大きな木が一杯生えているが、実は地下の巨大な空洞の中。森の中はいくつもの洞窟が連なり合い、複雑なダンジョンを構成していた。いまは寂れているが、たくさんの人が住んでいた時期もあり、当時の廃墟が多く残っている。
森の中には数多くのモンスターも棲息している。レシアスは無事、森から脱出することができるだろうか……。
壁への張り付きと壁ジャンプで、敵の攻撃を避けながら移動
操作はキーボードまたはUSBゲームパッドで行う。【←】/【→】キーで主人公の左右移動。【X】キーでジャンプ。垂直の壁の上で【X】キーを押して壁をジャンプして登ったり、壁の上で【X】キーを押し続けて壁に張り付いたりすることも可能だ(少しずつずり落ちる)。【↓】キーを押しながら【X】キーを押すと、回転して狭いところをくぐることができる(空中でも使用可能)。
森の中で剣を入手したあとは【C】キーで攻撃。キーを連打すれば、連続攻撃もできる。ダンジョンの攻略が進んで技を習得してからは、【↓】キーを押しながら【C】キーを押すと剣を構え、【C】キーを離せば「一閃」という技を発動できる。「一閃」では、横一直線に一気に間合いを詰めて敵を攻撃したり、足場から足場まで一直線にジャンプしたりすることが可能だ。
何かの前に立って【↑】キーを押すと、当該オブジェクトを調べられる。【A】キーを押すとメニューが開き、持ち物を確認したり、ゲームの設定を変更したりできる。
「星のかけら」を集めてアイテムを作成し、ハートの最大値を増加させる
主人公の生命はライフ制。ゲーム開始時点では画面左上に最大5個のハートが表示され、ダメージを受けるたびに1個ずつ減る。ハートがすべて失われるとゲームオーバー。失われたハートは、敵を倒したときに時折、出現するハートを拾うか、ピンク色の釣鐘型をした花(回復ポイント)を調べて出現するハートを拾うことで回復できる。
セーブは、ダンジョン内の特定の場所に設置されている、本の形をしたセーブポイントで行える。セーブポイントによっては、アイテムの作成および装備を行うことも可能だ。
アイテムには、装備するとハートの最大値を増やすことのできるものや、ハートを取ったときの回復量を増やしてくれるものが存在する。アイテムを作成するには、敵を倒したときに時折、出現する「星のかけら」が必要。
ダンジョン内のどこかにある「命のかけら」を、定められた数だけ開放することでも、ハートの最大値を増加させることができる。